奥の手
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瘴気が渦巻く霊廟の中央。崩れた祭壇の上で、魔族ゴールはくるくると首を回していた。
「おーい、白いの~? どこいった~?」
呑気な声。さっきまで消えかけていた白い幽霊──俺、トオルの姿が見えないからだ。
「もう逃げちゃったのかもねえ? ま、いいや。まずは鎧のほうから──」
その瞬間、ズドンッ!
甲冑の駆動音とともに、リーゼロッテが駆け出した。隙を見逃さない。一直線にゴールへと向かっていく。
「よっ、と──」
拳が振るわれる──が、すり抜ける。
まるでそこに存在しないかのように、ゴールの身体を抜けていく。
「ほらね。無駄無駄。ぼくの《魔道:貫通》が発動中は、どんな攻撃も──当たらないの」
ゴールはその場で仁王立ちのまま、にやりと笑った。
リーゼロッテはなおも攻撃を続ける。パンチ、パンチ、手刀、キック…全てがゴールの体をすり抜けていく。
「鬱陶しいなあ。そろそろ瘴気で黙らせ──」
ゴールが右手を掲げ、攻撃のために瘴気を溜める
言葉の途中で、リーゼロッテの首の空洞から、白い光が漏れた。
次の瞬間──中から、トオルが飛び出す。
「っ!!?」
驚きに目を見開くゴール。
(な、そんな所から!でも無駄無駄、僕のコアの場所が分からない限り、裏をかいても攻撃なんて当たらないよっ)
――――――――――
【スキル発動:《ソウルタッチ》】
【MP:25 → 5】
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右手に白いオーラが灯る。俺の視界に、赤黒いゴールの肉体の中──左肩の奥で、白い炎が揺れている。
(……見える。あれが、コア!)
「くらえッ!!」
俺は迷いなく、白いオーラを纏った右手で、その炎を──鷲掴みにした。
「な、な、な、なんで!? なんでコアが──!?」
ゴールの目が、ありえないものを見たように見開かれる。
そのまま、白い炎を握り潰す!
ズガァァン──ッ!!
「ぐぎゃぁぁあぁぁぁあ!!」
ゴールの全身が震え、膝から崩れ落ちた。
瘴気が一瞬だけ、止まる。
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【MPが全回復】
【MP:5 → 83】
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「オラオラオラオラオラァッ!!」
俺はすかさず顔面めがけて《ダークボール(Lv7)》を5連発!
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【スキル発動:《ダークボール(Lv7)》×5】
【MP:83 → 68】
――――――――――
ゴールの顔に黒い弾が次々と炸裂! 衝撃で後方に仰向けに倒れ、ピクピクと震え始める。
俺は、腕を組みながらその様子を見下ろす。
「出番だぜ、相棒!」
俺の背後から、ずしんと足音。
首のない甲冑が、ゆっくりと前へ進み出る。
「おっしゃあああ!!」
雄叫びとともに、リーゼロッテが拳を振り上げる。
「ちょ、まっ…待って…!」
ゴールの言葉が終わる前に──
ガギィィィィィィン!!
甲冑の拳が、ありったけの力で叩き込まれる。
霊廟に黒い煙が爆ぜ、ゴールの身体が砕けるように霧散した。
静寂が戻る。
「……なんとか、勝ったな……」
リーゼロッテが肩で息をつきながら、拳をゆっくりと下ろす。
「うん。君のおかげだね……!」
俺はそっと微笑み、そして──
ふわりと、光が舞い上がった。
――――――――――
【レベルアップ!】
【Lv:11 → 16】
【最大HP:37 → 42】
【最大MP:83 → 93】
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「魔族…やばい相手だったな…。」
──つづく──
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