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異世界転「生」できませんでした。-俺YOEEEけどたくましく生きて行きます。-  作者: 六六-B
戦士の墓編

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魔道:貫通

ブックマーク、レビューとかしていただけるとやる気に繋がります!本当にお願いします!やる気にね、繋がるんですよ!やる気はやっぱね、出たほうがいいですからね!ぜひね!お願いしますね!!

挿絵(By みてみん)


 瘴気がうねる。

 重く、鋭く、あたりを切り裂くように迫ってきた。


「ぐっ……!」


 俺とリーゼロッテは身を翻し、黒い霧の腕から逃れる。だが、それはまるで意思を持っているかのように追いかけてきた。


「ハァ……ハァ……! 何なのこいつ、攻撃が尽きないっ……!」


「この霧、俺たちの動き……読んでるみたいだ……!」


 足元からせり上がった瘴気が槍のように尖り、リーゼロッテを串刺しにしようと跳ね上がる。


「避けられな──!」


 ガギィィンッ!!


 間一髪、彼女は腕のガントレットで受け止めた。だが、白金の装甲の下にヒビが走る。


「くっ……ッ!! 重い……っ!!」


 その直後、今度は俺の背後に広がった霧が螺旋を描き──


 ブォン!!


 大鎌のような瘴気の刃が俺の背中を襲った。


「──ッが、ああああああああッ!!」


 衝撃と共に霊体の輪郭が激しく歪み、白い光が火花のように散った。

 形がぶれて、視界がノイズのように乱れる。

 俺の体が──崩れかけていた。


――――――――――

【HP:21 → 3】

――――――――――


 視界の端が白く染まり、音が遠ざかる。

 これ以上ダメージを受けたら──消える。


 でも──


「奥の手だ……!」


 俺は歯を食いしばり、震える手を前に出す。


――――――――――

【スキル発動:《ソウルタッチ》】

【MP:65 → 45】

――――――――――


 青白い光が指先を包み、視界が変わる。


 攻撃を避けながら、やけくそに飛び蹴りを繰り出すリーゼロッテ。

 ゴールの体の中に、ゆらめく白い炎は──

 心臓の位置かと思えば、今は腹部。

 その次には、肩の奥へ……移動してる!?


「な……あれ、動いてる……?」


 それは、ゴールの中にある“核”だ。

 魔物の中核──魔力の源。魂の在処。


 奴の魔道:貫通は俺たちの攻撃を完璧に無効にするスキルのはず。なのに、あいつはそれを──避けてる。俺たちの攻撃に合わせて!


「貫通じゃねえ……少なくとも、全部がすり抜けてるわけじゃねぇ……!」


 俺は息を呑む。


 ゴールがニヤリと笑う。


「へぇ〜、なんか考えてる顔だねぇ……でも、そこまでだよ?」


 再び瘴気が渦巻く。

 俺はもう一度だけ、魔力を集中する。これが最後のチャンスだ。


(コアの動き……癖を読めば──届くかもしれねぇ!)


――――――――――

【スキル発動:《ソウルタッチ》】

【MP:45 → 25】

――――――――――


 白い炎が、再び浮かび上がる。

 今回は見失わない──さっきと同じタイミング、同じ動き。


「……分かった。お前、攻撃の瞬間に合わせて……コアを避けてんだ」


 見えた。コイツを攻略する糸口が!


 こいつ──完全な無敵なんかじゃない。コアだけは──避けきれてない!


「リーゼロッテ!!」


 俺は彼女の肩に飛びつくように近づき、声を潜めて言った。


「……名案がある。少し、協力してくれ!」


「……ふふ。いいよ、そう来なくっちゃ」


 不敵に笑った彼女と目が合った。(気がした。)


──つづく──


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