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十二話 二回目の依頼はギルドで......

ブクマ4件ありがとう!




【冒険者:グレン、アーシャ、イリシア様】


 依頼届:5件


【ダークスネイクの盗伐】

 難易度:B

 場所:ウルデン=イカ王国北側、ウォレッサ高原

 金貨:21枚


【12層ダンジョン】

 難易度:C

 場所:ダイラ=エクスラ王国東側、イクード森

 金貨:15枚


【ドラゴン討伐〈ギルドとして複数人可能:現在、25名〉】

  ≪討伐開始まで、残り2時間≫

 難易度:S

 場所:ダイラ=エクスラ王国西側、ラレスト町

 金貨:42枚


【魔法の書〈雷属性〉探し】

 難易度:F

 場所:???

 金貨:25枚


【畑仕事の手伝い】

 難易度:なし

 場所:ミク=サイレン王国西側、ラレク畑

 金貨:10枚



『い、依頼が増えてるにゃ......』

「そうだな......」


 俺たちは、魔法学園の入学費を貯めるために二つ目の依頼をすることにした。

 そして、俺たちは何の依頼があるのかを調べるためにカードを見た。

 すると、いきなり5件も依頼が増えていた......


 多分、俺たちがあのダンジョンを攻略したことが広まったからだろう。

 今日も、知らない冒険家の人たちに『一緒にやらないか』って誘われたもんな......

 そして、もちろんのこと新手のナンパもどんどん増えていく。

 多分、イリシアが仲間に加わったせいだ......


「たくさんありますけど、どの依頼を受けるのですか?グレン様」

「ん?まあ、できるだけ安全な依頼が良いな......」


 めちゃくちゃ意外だが、冒険家の依頼にも手伝うことや、なくしてしまったものを探してあげるという依頼もどうやら、あるらしい......まあ、冒険家ってもともと人の役に立つための組織だからな......

 

 もうこれ以上危ない目に合うことを避けるためにもそういう地道なのからやっていったほうがいいだろう。


「よし、じゃあ畑のて___」

『私は、【ドラゴン討伐】が良いにゃ!』


「えっ!?」


 すると、アーシャが俺の話の途中でしゃべりだした。 

 

 いやいや、待て待てアーシャ.......

 昨日、俺、ドラゴンの討伐をしたばっかりなんだけど?

 あと、さっき、もう危ないことをしないと誓ったばっかりなんだが。


「いやいや、さすがに危ないだろ、しかもS級だぞ!?」

『でも、一番金貨を稼げるのは【ドラゴン討伐】なのにゃ!』


 確かに、一番金貨を集めるのに手っ取り早いのは【ドラゴン討伐】だ。

 

「いや、でもまたあのドラ___」

「私も、【ドラゴン討伐】が良いと思います!」

 

 今度は、俺がしゃべっている途中に、イリシアが話しかけてきた。


「って、イリシアまで何言ってるんだよ!?」

「だって、一番金貨が貯めれるのがその依頼だからです」


 って、アーシャと同じ理由かよ......


「でも、そしたらまたあぶ___」

「それなら大丈夫です。どうやら、これはギルドのようですし」


『そのギルドってなんにゃ?』


 すると、アーシャは不思議そうに尋ねてきた。

 アーシャって、本当に冒険者について何もわかってないんだな......

 

「ギルドっていうのは、一人だと危ない敵を、複数人で集まって倒すことです。もちろん、報酬も山分けというわけです」


『へぇー、イリシアってとても物知りなのにゃ』

「いえ、私はもともとそういう本を読むのは好きなので!」


『それなら、安全で全然危なくないにゃ!ね、だからいいでしょ、グレン?』

「そ、そういわれても......」


「そうですよ、グレン様」

「うっ......」


 さすがに、二人同時に言われたら断るのも申し訳なくなってしまう......

 ああ、もう、仕方ない。


「わ、わかったよ」


『やったにゃ!じゃあ、時間ないし早く行こうにゃ!』

「やりましたね、アーシャさん!」


 まあ、喜んでいるみたいだし、まあいいか......



♢♦♢


「よし、君たちもギルド参加者か?ちょうど間に合ったな」

「___は、はい、そうです......」


 討伐場所の町に行くと、誰かに話しかけられた。

 でかい鎧と剣、多分この人がこのギルドメンバーのリーダーなのだろう。

 


『ここが、討伐場所かにゃ!?』

「広いですね、アーシャさん!」

『イリシア?ここに、おいしそうなものが売ってるのにゃ!』

「確かに、おいしそうですね!でも、買っちゃだめですよ」

 

 討伐の現場にも関わらずに、アーシャ達は呑気にグルメ探しをしていた......


 くっ、こいつらめ......

 アーシャ達が寄り道したせいで、だいぶ遅くなってしまった。

 はあ、本当にこいつらはやる気あるのか......?


「じゃあ、一応今のランクをみせてもらってもいいか」

「えっ......」


アパクト(鑑定)


 そして、リーダーらしき人は紙を手に取り魔法を唱えた。


 これは、知らない魔法だ......

 たぶん、彼のユニークスキルなのだろう。


「こ、これは......!?」

「えっ、どうかしましたか?」


 すると、リーダーらしき人は俺のランクを見たのか、急に驚き始めた。


「どうしたって......と、とりあえずこれを見てくれ」

 

 そして、俺にその紙を渡してくれた。


「わ、わかりま___って何だこれ!?」


【冒険者:グレン、アーシャ、イリシア】


 ランク:F-



「これは、間違いなく最低ランクだぞ......」

「そ、そうみたいですね......」


 そうだった......

 受付嬢は、報酬の金貨を枚数を直してくれただけで、ランクまでも上げてもらっていなかった......


「まあ、君たちはできるだけ後ろからついてきてくれ」


「は、はい、なんかすいません......」


『何を話してたのにゃ?』

「グレン様、何かありましたか?」


 すると、問題児のアーシャ達が俺のほうへと近づいてきた。

 もしかして、さっきの話、丸々聞いてなかったのか......

 無神経な人たちだな、本当に。


「いや、何でもないよ......」


『なんだ、それだけにゃのか』

「じゃあ、もっと見渡しま_____」


「「みな、静粛に!!!」」


『う、うるさ......』

「うっ......急になんだ?」


 すると、急にさっきのリーダーらしき人が叫びだした。


「これから戦うのは、S級クラスのブラックドラゴンだ!しかも、ほかにも魔物は多数発見されている。やる気のあるものは、全力でいくぞ___!!!」


「「うおおおおおおお!!」」


 そして、掛け声ともにそこにいた全員が狼のように叫びだした。

 すると、一斉にみんなが街の中央へと行き始めた。


『な、なんなのにゃ!?』

「どうやら、始まったみたいね」


「ああ、どうやらそうみたいだな......」


 ついに始まった......

 このドラゴン討伐〈依頼)が......


「俺らも置いて行かれないように早く行くぞ!」


 そして、僕らもこの町の中央へと行き始めた......



 ドラゴンは、昨日倒したばっかだが今日は別物だ。

 


「ふっ、折角だから全力で楽しんでやるよ」


 俺は、パーティーを追い出された時から、心に決めていた。

 

 今度は、実力を隠したりなんかはしない......


 今度は、全力で......!

 



 


 







 

ブクマしてくださると本当にうれしいです!!!

下の☆☆☆☆☆もまじでお願いします!!

ゴールデンウィーク明けに書こうと思います




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