十一話 報酬②
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「すごいですね!まさか、生きて帰るとは!」
「えっ......」
俺たちが、受付所に行くとすぐさま、あの受付嬢に褒められた。
俺たちって、死んでいたと思われていたのか......?
「そして、隣にいるのは新しい仲間ですか?」
「はい、私はついさっきこのパーティーの仲間になりました、イリシアです」
「まさかこんな短期間で、仲間を作るなんて......」
まあ、受付嬢でも驚くよな......
まさか、こんなすぐに仲間を集められるなんて思ってもいなかったのだろう。
『それより、私たちの今のステータスを見るのにゃ!』
「あ、はい、わかりました......」
すると、アーシャは妙に高い声でステータスを見てと言った。
おいおいアーシャ、絶対、受付嬢に自慢するためだろ......
【冒険者:アーシャ】
Lv:21
クラス:A
魔力質量:S
魔力:328
体力:120
攻撃力:230
防御力:210
スキル:風〈上級〉
(以上)
「すごい!とてつもなく、レベルが上がっている......」
『ふっふっふ、すごいでしょ!』
「これなら、もう一人でも魔物と討伐できるぐらいですね......」
『はっはっは』
おい、アーシャ......
めちゃくちゃ話それてるじゃん......
今回は、あのダンジョンのことについて報告するために来たんですが......
「あのー、それよりこれ見てもらえませんか」
「あ、これは失礼しました......」
そういって、俺はあのカードを受付嬢に見せた。
依頼届:一件【5層ダンジョンの攻略】
難易度:SS
場所:ウルデン=イカ王国東側、バレッド森
金貨:3枚
「こ、これは!?」
やっぱり、受付嬢驚くよな......
だって、難易度Fが突然、難易度SSに変わったもんな......
「見ての通りです。このダンジョンは本当は難易度SSクラスだったんです。だから、普通にドラゴンやダークスネイクといった上級クラスの魔物が現れたんです」
「それは、本当にすいませんでした!」
「あ、そんなに頭を下げないでください!」
受付嬢は、自分の失態がとてつもない大惨事を生んでしまったと思っているのだろうか......
頭を下げて、大声で謝罪をした。
そこまで、しなくてもよかったのに......
「それなら、この報酬も増やさないとですね」
「えっ......」
そして、受付嬢は俺が渡したカードに手を触れた。
すると、突然魔法を唱え始めた。
「ラクス」
「できました。あなたのカードをもう一回見てください」
「は、はい。わかりました......」
すると、報酬の数字が莫大に上がっていた。
【報酬】金貨65枚
『金貨65枚!?ぐはっ_______』
アーシャは、驚きすぎて気絶してしまった......
「ほ、本当にいいんですか?家一軒、いや三軒ぐらい買えるぐらいの金貨ですよ?」
「もちろんです。お詫びも含めての報酬なので......」
これは、素直に受け取ったほうが良いだろう......
ていうか、この受付嬢、女神すぎるだろ!
「ありがとうございます!」
よし、今日だけですごい収穫だ......
強そうな仲間に加わってもらえたし、金貨65枚もゲットした。
こんなの、前代未聞だな。
♢♦♢
「おーい、アーシャ起きろって」
『ん、あ、グレン?』
はあ、やっと起きたか。
これだけに、1時間ぐらいかかったぞ......
『ここは、どこにゃ?』
「お前があまりにも寝てるから【セイフティーエリア】に連れてきたんだよ」
『あ、そうにゃ!金貨.......』
「あ、そのことになると起きるんだな......」
さすがに、ここから【セイフティーエリア】までアーシャを連れてくるのは一苦労だ......
途中、イリシアと交代して抱っこしてくれたが、いまだに腰が痛む。
『じゃあ、その金貨を何に使うのにゃ?』
「それを今から決めるんだよ」
アーシャはすっと立ち上がった。
『やっぱり、魔法学園の入学費に使うのが一番にゃ!』
「えっ......?」
結構、意外な返答だった......
まあ、確かに魔法学園には行ってみたいけれど......
「でも、家とかは買わなくていいのか?」
俺がそう言うとアーシャは不思議そうな顔をした
『冒険者に家なんて、いらなくにゃい?』
「あ、確かに......」
そういえば、そうだ。
ただでさえ、冒険家は世界中を旅する必要があるのに家なんて買ったら一生使わないか......
なんで、ずっと家を買いたいと思ってたのだろうか......
「よし、じゃあイリシアはなんか買いたいものとかあるか?」
「いえ、ありません。グレン様がいる限り、私は何も望みませんので!」
「あ、ああ、わかった......」
『じゃあ、魔法学園ってことで良いのかにゃ?』
「ああ、いいとも」
『やったのにゃ!!』
「うおっ......」
すると、アーシャは興奮しすぎて、また俺に抱き着き始めた。
アーシャって、結構いい匂いをするんだな......
ていうか、胸らへんの柔らかいものが......
「アーシャ!?それはマナー違反ですよ!」
「イリシアの言う通りだ。だから早くど___ってお前もかよ!」
今度は、イリシアも俺に抱き着き始めた。
「横取りは禁物ですので......」
「何が横取りだよ......」
今思えば、イリシアもとてつもなく美少女だった......
しかも、スタイルならアーシャに勝てるのかも......
あと、この柔らかいものもアーシャに負けてない......
少しぐらいなら、触ってもいいんじゃ.....
うんそうだ、これはただのご褒美だ、そう、ただのご褒美......
そして、俺はそっと手を近づけた。
『グレン?また変なことをしようとしてるでしょ!』
「グレン様?えっち......」
「えっ......い、いや、こ、これは......す、するわけないだろ!」
『あ、怒っちゃった。逃げるのにゃ、イリシア!』
そして、アーシャ達は笑いながら俺をからかった......
なんで、いっつもこういう時に限ってアーシャは感が良いんだよ......!?
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