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十話 報酬①

遅くなってすいません

明日の投稿は、できるだけ早めにしたいと思います




【五層ダンジョン:最深部、五層目】


 S級ライトドラゴン:一体vs冒険者:グレン

 B級ダークスネイク:十体vs元・冒険者:イレシア



「超電砲〈シエンディア」

「......」


 はあ、やっぱり効くわけないよな...... 

 俺はさっき、ユニークスキル【解析分析】を見たのだが......


【ライトドラゴン】

 

 Lv:1023

 魔力:1322

 スキル:雷月

 特殊スキル:雷魔法、土魔法、風魔法、氷魔法、闇魔法のすべてが無効化される

 弱点:毒

 

  

 まあ、見ての通り、基本魔法がドラゴンの特殊スキルのせいですべて無効化されている......

 しかも、ドラゴンはずっと飛んでいて狙いが定まらない......

 普通の冒険家だったら、もう最悪な状況だな......


「くそ、本当に困ったな......」


 俺には、基本魔法が無効化されたって、いくらでも別の魔法が山ほどある。

 だが、俺はその別の魔法はすべて〈上級〉へと成長させてしまっている......


 だから、もし俺がその魔法を唱えてしまったら、このダンジョンがすぐに崩壊するかもしれない......

 まあ、別に僕にはあまり害はないのだが、今、別の魔物と戦っているアーシャ達に被害が及ぶ可能性がある。


 はあ、本当にどうしよう......


「_____ドガァァンン!!」

「___うおっと......」


 しかも、このドラゴンのスキルは雷......

 威力は無駄に強すぎるし、撃つスピードが他のと比べてまるで違う。


 このままよけ続けたら、俺の体力がなくなってしまう......

 くそ、ここまで苦労するとは思わなかった......


「はあ、もう仕方ない......」


 もう、【いにしえの魔法】を使ってもいいだろうか......

 このままいけば、消耗戦になるだけだし......


 万が一、このダンジョンが崩壊し始めたとしても、何とかアーシャ達をダンジョンの外に連れ出せれば......

 これが、一番手っ取り早いやり方なのかもしれない。


 よし、もういいやるか......


「イクスティ___ん、ち、ちょっと待てよ......」


 そういえば、【解析分析】に弱点も見られた気が......



【ライトドラゴン】


 弱点:毒



「や、やっぱり......」


 さすがに、どんなに強い魔物でも弱点はあるのか......

 それに、毒......

 確か、似たようなスキルをゲットした気が......



【冒険者:グレン】


 新スキルゲット:【毒属性】


 

 そうだ、俺はユニークスキル【能力吸収】を使って、ダークスネイクが持っていたスキル【毒】を奪い取ったんだった......


 初めてのスキルだから、あまりやり方とかわからないが......

 アーシャ達の被害を抑えるためにならやるしかないか......


ポイズン(毒息)


 そして、俺はドラゴンに目掛けて魔法を唱えた。


「____ガァァァ!!!!」

「よし、命中したか」


 すると、ドラゴンはすごい形相で叫びだした。

 ていうか、そんなに毒って辛いのか......? 

 今更だが、アーシャが怖がっているのがようやくわかった気がする......


『ユニークスキル【解析分析】を発動します』

「えっ......」


 すると、どこからか知らない声が聞こえてきた。

 そして、勝手に俺のユニークスキル【解析分析】が発動していた。

 これも、俺が知らない新たなユニークスキルなのだろうか......

 最近、ポンポン新しいスキルをゲットしているから全然わからん......


【ライトドラゴン】


 Lv:712

 魔力:1002

 スキル:雷月

 特殊スキル:毒により、使用不能

 弱点:雷、毒、氷、風



「なっ......!?」


 なぜか、ドラゴンのステータスが大幅に下がっている。

 毒属性の魔法にステータスを下げるスキルなんてあったか......?

 もしかして、スキルが進化したのか?

【能力吸収】は、スキルを奪えるだけじゃないのか?

 

「まあ、どうでもいいか......」


 そういえば、俺はこのドラゴンに散々なことをされていたな。

 例えば、10分ぐらい、逃げ回ったり......


「よし、お前が今までやった分、お返してやるよ」


「超電砲〈シエンディア〉、超電砲〈シエンディア〉、超電砲〈シエンディア)、超電砲(シエンディア〉超電砲〈シエンディア〉......」


 俺は、怒りに身を任せて、大量の魔法とを唱えた。


「超電___ってもう倒したか......」


 そして、気が付けば目の前に大きいドラゴンはどんどん灰になって消えていく。

 

「うぅ、疲れた......」

 

 俺は大量の魔力を持っているから、魔力消費はしなかったが体力的に結構疲れた。

 帰ったら早く寝よ____って、家、ないか......

 まず、ダンジョンの外に戻ったら、受付所にいってこのことを報告しないとな......



♢♦♢


『グレン?まさか一人で倒したのかにゃ!?』

「私たちも加勢しようとおもったのに、さすがです、グレン様!」


「お、アーシャ達か......」


 それから10分後、二人は戻ってきた。

 意外とは言ってはいけないが、案外、二人とも魔物倒すの早かったな......


「ていうか、なんでそんなに仲良くなったんだ?」


 見た瞬間に、思い浮かんだ......

 さっきから、妙に二人とも引っ付いているし、楽しそうにしゃべっている。

 まあ、こちらとしては問題は全然ないんだが......


『それは、私たちが仲間を通りこして、もう親友だからなのにゃ!』

「まあ、そういうことです」


「じゃあ、これからはイリシアさんも一緒にぼうけんをするのか?」

『当たり前なのにゃ!』

「グレン様が良いというのならば、ぜひ一緒に冒険させてください!」


「ほ、ほう、それはよかった」


 なんとなくわかった気がする......

 どうせ、アーシャのことだ。

 多分、ヘビに襲われていたところをイリシアに助けてもらったのだろう。


 はあ、本当に気が変わるの早いよなアーシャって......




『よし、じゃあ、ダンジョンも攻略したんだし、外へ出ようにゃ!』


 万遍の笑みを浮かべながら、アーシャは言った......



ブクマ、下の☆☆☆☆☆、応援よろしくお願いします。

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