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異世界で無双したいが内容が農業ゲーなんだが  作者: チャンポンサニーレタス
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夏野菜育てる計画その3

「…ヒロマサ大丈夫そうか?」

「ほぉぉぉぉぉ…」

「大丈夫じゃなさそうだな、…オ○ナミンcでも飲むか?元気でるぞ」

「…元気ド○ンコをくれ」

「モン○ンやないかそれ」

「じゃあ山○の冷やし麺を…」

「体力80ぐらい回復しそうな食べ物だな、そんなもん無い」

「あー…やってらんねー」


現在、ヒロマサが死にかけていた

まぁ、理由は単純明快だが…


…過労である

ここに仕事量がブラック企業でも無いのにブラックなのだ


「たまには何も無い日ぐらいないのかよ」

「冬があったろ」

「あれは休暇とは言わない、むしろ仕事しかなかったろ」

「少なかったろ仕事量」

「労基があったら絶対行ってた」

「残念だったな」

「クソが」


とこんな会話をしているが実際こやつらは仕事中なのだ

過労なのに過労を重ねる人たち

…Mかな?


まぁそんなことはさておき、今日も前々からやっていた夏野菜の収穫の準備をしていた


「まだこの作業続けるん?」

「まだ始まったばっかなんだけど?」

「いつもこういう系はあんたがやってたじゃん」

「いやー、じゃがいも植えるための溝作るタイミングなくってさー」

「はぁ」


そう、現在2人はジャガイモを植えるために整地?溝作り?に励んでいた

普段畝はルイが作る役目なのだが、最近ゴロゴr…やるタイミングがなくて今作っているのだ


「ったく、なんでこんな作業をやらなきゃいけないんだよ…」

「ごめんねーw」

「笑い事じゃ無いんだが?」

「まぁ、もう30分ぐらい続ければ終わると思うよ」

「なげぇ」

「ファイト」


言われて嬉しく無い励ましを受けつつ、ヒロマサは愚痴を言いながら作業を進めていった

そしてサクサク作業を進めていき…


「…まだ?」

「いや、もう大丈夫だよ。土台は完成だね」

「さて帰るか」

「下準備終わっただけなんだが?」

「いやもう1日作業した気分だわ」

「まだ野菜植えてないよ」

「はー」

「終わったらおやつ作ってあげるから」

「くそっ、物で釣るのは卑怯だぞ」

「弱いなー…さて、それじゃあちょっと待ってて」

「はーい…」


と、物で釣られたヒロマサを置いてルイは植えるものを取りに行った

しかしいつもなら戻って来るであろう時になってもルイは帰ってこず…

ヒロマサは絶賛暇していた


「てーをよーこにー、あーらあぶなーい、あーたまーをさーげれーばだいじょーぶー…」

「なんちゅう歌歌っとんねん」

「良いだろ別に…ていうか遅かったね、どしたん?」

「いやー、これが奥底に眠ってて取り出すのに時間がかかっちゃった」

「なにしてんねん」

「まぁ大丈夫、さっさと始めましょう」

「てかこれなんなん?」


ヒロマサの言うこれ

さっきルイが取ってきたものだ


「ジャガイモ?にしてはなんか少し怪しい色してるし大きい…」

「ふっふっふ…これは種芋といってだな、まぁジャガイモの種って思ってくれれば良いよ」

「ふーん、これ植えるんか」

「せやせや」

「じゃぁ、植え方教えていくよ」

「おけ」

「と言ってもいつも植えてる種が大きくなっただけみたいな事だからー、間隔を大きくとって植えていけばいいよ」

「いつも思うけどそれ説明っていうの?」

「相手に通じれば説明だと俺は思うで」

「良いこと言ってるんだろうけどなんか納得してない心がある」

「細かいこたぁいいんだよ、とりあえず始めようか」

「そやな」

「とりあえずこれ種芋な、あと言い忘れてたけどかぶせる土は薄めでよろしく」

「わかった…さてと、早めに終わらせて帰ろっかな…」


と言うと猪突猛進で畑の方に走っていって作業をし始めた

ただ早く終わらせて帰るという一心で

ただまぁ、人というのは目標があると作業をするスピードが上がるという特性を持っているもので…

いつもの倍以上のスピードで作業を進めていった

…というかほぼ毎回の作業帰りたがっているのでこのスピードがデフォルトになりかかっている

そしてもう終わったそ帰って良いか?と言わんばかりの表情でルイの元に近寄ってきた


「おい、終わらせたぞ」

「おうお疲れ、なかなかに早かったぞ。…言うて3時間くらいはかかってた気がするけどな」

「っていうか俺に作業押し付けたな?俺しか作業やってなかったぞ」

「あ、バレた」

「おいおい一人だけに作業をやらせるのは流石に酷すぎじゃね?」

「お、俺はヒロマサのためにと思って…」

「犯罪者の言うセリフTOP10には入ってるセリフを言うな、少なくとも俺のためにはなってないとおもうぞ」

「そうかなー、もしかしたら近い未来必要になって来るかもだぞ」

「そんなことは一切ないから安心しろ…とりあえず帰っていいか?もう疲れたわ」

「いつも思うけどお前毎回作業する時家に帰りたがってんな…楽しいぞ?農作業って」

「少なくともそう思ってるのはお前だけだと思うわ…あーそうだ、おやつは作ってもらうからな」

「ちっ、こいつ覚えていやがったか」

「俺の記憶力をなめんじゃねぇぞ」

「くそー、何作ろうかな…」


その後ルイが家に帰ってきた後、ヒロマサの監視付きでお菓子を作らされた

それに観念したのかルイも比較的真面目にお菓子を作った

そしてそれを食後にヒロマサに出したら意外と好みだったらしく、さっきまでの不機嫌さが嘘のようにニッコニコの上機嫌になっていた

ちなみに出したものは芋羊羹だった

ヒロマサの好きなものが案外渋いもので驚いたルイであった

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