夏野菜育てる計画その2
「はい、第二回です」
「なんの?」
ルイが急に何かを始めた
ヒロマサからしたら外に引っ張り出されて急に始められたので頭の中???状態だ
「前ニンジンという名の夏野菜植えたでしょ、今回は夏野菜植える企画第二弾です」
「野菜植えることを企画って言うな…で?今回はなにを植えるんですか?てか今日は畑じゃ無いんだな」
そう、いつもなら問答無用でヒロマサを連れて来るのは大体畑なのだ
しかし今回は畑じゃなく、倉庫の方に引っ張られてきた
「一個ずつ答えようか。今日はレタスです」
「レタスは夏野菜なのか?」
「一応の旬は夏だし、俺は夏野菜だと思っているので夏野菜ですね」
「なんか強引だな…」
「で、今日なんで畑じゃないかなんだけど、今の時期はレタスの苗植える時期じゃ無いんよ」
「じゃあなんでレタスって言い出したん?」
「レタスは畑に植ええるのは苗からなんよ、で、今日はお前もよく見るあの苗を育てようかなって」
「あれって作れるんだ」
「まぁ簡単に言っちゃうと小さなプランターで芽が出るまで育てた形だからね、苗って」
「へー」
「で、あの苗は2種類ぐらい作り方あるんだけど今回はそのままポットに植えて作っちゃいます」
「他はどんなやり方があるの?」
「箱に小さい畑作ってそこからいい芽を選んでポットに移すやり方。別にどっちでも良いけど移すのがめんどくなったからポットでやります」
「なるほど」
「それじゃあそろそろ作業始めようと思うからちょっと待っててな」
「おけ」
そういうとルイは倉庫の奥の方へ消えていった
消えていった方からは色々と物音がする
主にガシャーン、やガタガタといった危ない音が
ヒロマサが大丈夫かな?と奥の方を見ているとルイが戻ってきた
ポットが大量に積んである箱と少し大きめの何かが入っているであろう袋を担いで
「危なかった、もう少しで死ぬところだった。重いものは上に積んじゃいけないね」
「なにがあった」
「これ取ろうとしたら降ってきた」
「なにしとんねん」
「まぁ大丈夫だ。それはともかくこれがポットでこれが種ね」
「…相変わらず大量ですな」
「いつもよりは楽だと思うよ、座ってできるからね」
「まぁそれなら楽…か?腰痛くなりそう」
「すぐ慣れるって、さてと、それじゃあやり方教えてくね」
「り」
「まず、あっちに土(ポット用培土)があるからポット7分目まで入れて、真ん中にくぼみをつけて、タネを4〜5粒ぐらい入れて本当に軽ーく土をかぶせるそしたら水やりしてあっちの棚に置いといて」
「…単純作業ゆえだいぶキツいな」
「まぁ頑張ってくれ」
「なんかブラック企業よりもブラックしてそうだな…まぁやるかー」
ルイの言っていた通りに作業をしていく
しかしいつものような肉体作業では無いので作業効率はだいぶ良い
まぁそれも序盤の話で…
45分と作業を続けていると腰も痛くなってくるし同じ作業の繰り返しなのでだんだんキツくなって来たらしくヒロマサの機嫌が悪くなってきた
「…」
「ヒロマサ大丈夫そうか?」
「拷問かこれは」
「大丈夫か?」
「外で走り回りたい気分だわ、だいぶきついぞこの単純作業の繰り返し」
「根性が足りないな」
「そういうお主はなんか楽そうだな、さぼってんのか?」
「慣れてますから」
「クソが」
「慣れたら楽になるから頑張れ」
「ちっ…慣れないから困ってるんだよなー」
「継続は力なりだよ」
「多分おそらくmaybe使い方間違ってる」
「へ?」
と雑談をしつつ苦行もとい作業を続けていった
そしてしばらく続け…
「よいしょっと…よし、これで良いかな」
最後のポットが棚に置かれた
「よし、これでOK」
「終わりですか?」
「せやな、終了ですっと」
「腰が超絶いてぇ」
「体グーッとしとけば?」
「そんなんで治るわけないやろ」
「まぁ明日には治ってるだろ」
「腰は治るかもしれないけどそれとは別に筋肉痛とかになってそう」
「ヒロマサがそう言うとき大体そうなってるからなってるかもな」
「フラグ的な扱いになってるのか俺の発言…」
まぁフラグがどうかは一旦置いといてヒロマサも腰が痛いママは嫌なので寝る前にやりすぎなんじゃ…?というぐらいにストレッチをしていた
ついでに筋肉痛にならないように体を温めていた
しかしそんな努力も虚しく…
腰も痛いし筋肉痛にもなるという悲惨な結果になった
ヒロマサ…哀れなり




