稲刈り
ある日
「はい、またルーガさんのところに手伝いしに行きまーす」
「何するんですかー」
「稲刈り」
「い ね か り ですか」
「そです」
「めんどい」
「強制です」
「えー」
「いやでもつれてきまーす」
「やです」
「文句言うな」
そうして洋匡はルイに首根っこ掴まれて引きずられていった
「こんにちはー、ルーガさんいますかー?」
「なんじゃ、お前さんか」
「ご無沙汰ですー」
「お前が来たということはひよっこも来るのか?」
「いますよ、ここに」
ルイは首根っこ掴まれてる洋匡を見せた
洋匡は苦しそうにギブギブ…、と言っている
「…お前、従兄弟は大切にせいよ」
「嫌だなー、大切にしてますって」
「いや…絶対してないって…」
「ルイ、放してやってくれ」
そうして洋匡は解放された
尚瀕死の模様
〜しばらくお待ちください〜
「ふー、生き返ったー」
「大袈裟だなー」
「いやいや…」
「そんなことよりルーガさん、今日は稲刈り手伝いに来ましたよ」
「おー、ありがとうな、最近腰が痛くてな」
「いえいえ、さヒロマサ、稲刈り始めるぞ」
「え、嫌…」
「はいこれ鎌ね」
「え、だから嫌…」
「はい行きますよー」
そうして洋匡は首根っこ掴まれてつれて行かれた(デジャブ)
「はい、ではヒロマサ、稲刈りの方法は知ってるよな?」
「なんとなく」
「まぁ、この鎌で稲の地面付近の部分を切ればいいよ」
「わかった」
そうして二人は稲刈りを始めた
ルイは手慣れた感じで稲を刈って行っている
洋匡といえば…
「てい!あっぶね!また自分ごと切りそうだった…」
力入れすぎ目標定めないで切るから自分ごと切りそうになっていた
そんな感じで稲刈りをして15分、毎度お馴染みあいつが来た
「ルイー!ヒロマサー!遊びにきたよー!」
「あ、やな予感する」
「同じく」
毎度おなじみレイが来た
呼んでないのに
「なんでお前はこういう作業中に来るんだよ」
「いいじゃん来たって」
「お前がくるとろくなことにならない」
「てへ」
「てへ⭐︎じゃねぇ」
「ねぇねぇ、何やってるの?」
「稲刈りだよ」
「稲刈り?なにそれ楽しそう」
「なんならやるか」
「待てヒロマサ!こいつにやらせると危な…」
「やる!」
「もう手遅れっぽいよ」
「ヒロマサ、こいつにやらせたらどうなるかわからんぞ」
「前の芋掘りみたいに戦力になるかもよ」
「…まぁいいか、レイ、この鎌を使って稲を刈ってくれ」
「わかったー」
「不安だなー」
そうして二人+一人を追加して稲刈りを始めた
二人は今まで通り稲刈りをやっていたが肝心のレイは…
「とう!てい!はっ!」
叫び声と共に稲がどんどん切れていく
しかもなかなかの範囲で
「レイー、どんな感じ…」
「はっ!」
洋匡がレイに近づこうとした時、ズボンの裾が切れた
鎌で
ちなみに距離は50cmぐらい離れてる
「ちょ、レイ!鎌の攻撃範囲広すぎ!危険だからやめて!」
「え?」
さっきまで竜巻のように稲を刈っていたレイの動きが止まった
「レイ!稲を刈るのはいいけどこっちに攻撃はしないで!」
「え、攻撃なんてした?」
「鎌の範囲が広すぎるの!」
「あーごめん、気をつけるわー、あははは」
「怖いわー」
そしてまたレイは鎌を降り始めた
「ヒロマサ、言ったろ、レイには危険すぎる、俺らに被害が来る」
「うん、渡さなかった方がよかったよ…」
そんな事件もありつつ三人は稲刈りをしていった
〜45分後〜
「ふいー、終わり終わり」
「稲刈りは終了だな」
「疲れたー」
「これで終わり?」
「まだ、あと稲を乾燥させなきゃいけない」
「じゃあちゃっちゃとやちゃおうか」
「レイはステイな」
「なんで?」
「前科アリだから」
「まだその話するの!?」
「さ、ヒロマサやるぞ」
「わかった」
「ねーねー!」
文句ありげな一人を置いて二人は稲を乾燥させる準備を始めた
「えーっと、まず稲を適度な量で束にして」
「おけ」
「で根本に近いところを紐で縛る」
「ホイホイホイっと」
「で田んぼの向こう側に見える稲架に稲の束を半分に分けてかけていって」
「わかった」
そして二人は稲を乾燥し始めた
そんなに難しい作業はないので30分程度で終わった
で
「おしまい」
「やったー」
「おいルイ、終わったのか?」
「あ、ルーガさん、終わりましたよ」
「おぉ、ありがとな、次の時も頼むよ」
「わかりました」
で二人はルーガと別れたあと、家に帰った
「いやー、今日は疲れたなー」
「だなー」
「なんか忘れてるような気がするけど気のせいか」
「そだな」
一方その頃レイといえば
「…置いてかれた…」
ちゃっかり置いてけぼりにされてるレイであった
お約束




