クッキングマッシュルーム
きのこは特に椎茸が好き
「で、まずは下処理をします」
「帰ってきてすぐ仕事ってきついなー」
「早くやらないとねいけないんだよー、きのこは痛みやすいからさ」
「ふーん」
「ということで下処理の方法はー」
1・濡れた布でキノコの傘の部分の汚れをササーっと拭く
2・虫を出すために水をいっぱい入れたボウルに塩をひとつまみ入れその中にキノコをザザーっと入れて
3・放置
4・時間が経ったら沸騰したお湯にキノコを2〜3分入れて、出して冷水に入れてさらにゴミを取る
「以上」
「長ーいし多ーいなー」
「全部を流作業でやってけば早く終わるよ」
「ほう」
「ということでここには濡れた布、ボウル(塩水入りの)、沸騰したお湯、冷水を準備しておいたよ」
「準備が早いなー」
「ふふん」
「で、今からこれ全部やってくの?」
「当たり前だ」
「えー」
「がんばれー」
そうして二人はキノコの掃除を開始した
「シュール」
「それは思ってた」
「単純作業って意外と疲れるなー」
「同じことを繰り返してるもんな」
「…眠くなってきた」
「寝るなー」
〜30分後〜
「で全部できたな」
「zzz」
「寝るなー」
「ふぇ?」
「寝るなー?」
「ふぁーい」
「…」
「…」
「…で今から料理に入ります」
「わかった」
「作るのは豆腐とキノコを使ったチャンプルです」
「チャンプルって何?」
「ごちゃ混ぜにするっていう意味だよ」
「チャンポンと同じ意味か」
「そだ」
「そなのか」
「よしじゃあ作っていきますか」
「おー」
ルイの3分(じゃ終わらないけど)クッキングー
「いやなんだよこれ」
「こんなんあったやん」
「いろいろアウト」
「ぶー、まぁいいや、まずは豆腐を6等分」
「…」
「どうした」
「効果音がない」
「トントンとかでいいやん」
「そだな、トントンっと」
「そしたらキノコは手でほぐす」
「ぶちぶち…」
「ぶーたーにーくを長さ3等分」
「トントン…」
「豆腐の時と効果音が一緒」
「あは」
「…そうしたらその豚肉に塩こしょうを少々」
「少々っと」
「で玉ねぎ縦に1cmぐらいのくし切りに」
「スパスパ…」
「ニンニクを薄切りに」
「匂いがきついなー」
「我慢」
「トントン…」
「もやしはザルに入れて水にさらして水を切る」
「ザッザッザっと」
「ネギは3〜4cmに」
「トントンっと」
「これで切るのは終わり」
「やった」
「今から炒めるタイムです」
「えー」
「まずフライパンに油大さじ1入れて中火にして」
「…うん」
「そうしたら豆腐を並べて入れる」
「ポイっと」
「で焼き目がつくまで焼き付ける」
「サッサッサー」
「で塩少々」
「パラパラ」
「で次にニンニクと豚肉を入れてさっと炒める」
「サッサッサー…」
「そして肉の色が変わったら玉ねぎ、キノコを入れて炒める」
「サッサッサー…」
「でしんなりとしてきたら豆腐、もやしを入れてまた炒める」
「サッサッサー…」
「さっきから同じ効果音しか使ってないな」
「炒める効果音てこれぐらいしかなくない?」
「確かに」
「でしょ」
「でそうしたら醤油を大さじ2分の3入れる」
「1と2分の1って言えよ」
「はいはい、でネギ」
「ポイ」
「かつお節少々」
「少々っと」
「で盛り付けて」
「どっこいしょっと」
「完成」
「わーい」
「3分クッキング終了」
「3分とは」
で二人は席に着いた
「ではでは」
「「いただきます」」
「当たり前のように美味しいっていうね」
「失敗したことはない」
「失敗しちまえ」
「それは無理な願いだな」
「くそう」
「それよりもうそろそろ米収穫時期だなー」
「あの濃ゆいおじいさんのところ行くの?」
「うん」
「嫌だなー」
そう言って洋匡はブーブー言いながらキノコのチャンプルを食べるのであった
またあの濃ゆいおじいさんのところにまた行くと知って雲行きが怪しいなと思った洋匡だった
哀れ




