マッシュルームハント(きのこ狩り)
次の話にも続きます
たかがきのこなのに
「山だー」
晴れた日、洋匡たちは山(木が生い茂っている)に来ていた
秋に山でやること
それは…
「今日はきのこ狩りします」
「唐突やね」
「きのこがたべたくなった」
「なぜに?」
「なんとなく」
「それを行動に移す速さがおかしいなー」
「あは」
「で、きのこ狩りするために…」
・長袖(分厚い)
・長ズボン(同じく分厚い)
「を着させられてさらに…」
バッグの中身
・地図
・方位磁石ぽいやつ
・袋
・ナイフ
・救急用品
・ルイお手製キノコ図鑑
&
きのこ入れる用のカゴ
「を持たせたわけね」
「そです」
「正直重い」
「頑張れ」
「そう言ってそっちはなんも持ってなくね?」
「疲れた」
「来たばっかりですけど?」
「そういうお年頃なの!」
「まだ18〜9ぐらいのくせに」
「ほっほっほ、わしはもう50歳じゃ」
「黙れ」
そんな雑談をしつつ二人は山を登っていった
で
「さて、この辺できのこ狩りするかー」
「え、こんな日当たりのいいところでいいの?」
「みんなキノコはジメジメした森の奥深くにキノコ生えてるって思いがちだけど、ほんとは適度に太陽光が当たって水捌けの良い東か南の傾斜が適してるの」
「へー」
「さ、この辺で図鑑見ながらキノコを探していってちょうだい」
「わかったけどさ」
「うん」
「なんか気をつけなきゃいけないこととかある?」
「ある」
「あるんかい」
「キノコを取るときは石づきを残して切ってね」
「ほう」
「あと収穫したら土とかゴミを取ってから袋に入れてね」
「要するに掃除しろと」
「そうです」
「めんどいなー」
「ファイトー、それじゃあ適度に取ったらここ集合ね」
「わかったー」
そうしてルイと洋匡は別れてキノコを探し始めた
で洋匡は
「…」
図鑑とにらめっこしていた
なんせルイのお手製なので情報がこれでもかというほど載っているのだ
そして肝心な欲しい情報が見つからないという状態になっている
「…松茸の情報が載ってるページはどこだー」
で洋匡はちゃっかりと松茸を探していた
ぶれない
一方そのころ、ルイといえば
「ふんふんふーん、大量大量」
着々とキノコを収穫していっていた
なんせルイはきのこ狩りを何回もしている
いわば上級者なのだなのでどこの辺に何が生えているのか覚えている
なので
「この辺に確かしめじ(もどき)があったはず」
という具合に収穫していった
ちなみにこっちの世界のキノコは地球のとはちょっと違うがほぼ一緒なのでそのまま名前を使っている
めんどくさくてルイがそのまま名前を使っているわけではない
ないったらない
で洋匡の方に戻ってみよう
洋匡は
「やっと3個めだー」
図鑑との睨めっこを終えて収穫に入っていた
でもはじめてのきのこ狩りなので悪戦苦闘している
そして松茸は見つかっていない
「まーじーでー松茸どこだー」
その辺をうろちょろしても松茸は見つからない
もしかすると物欲センサーが働いているのでは?と思うぐらいに見つからないのだ
と、そこで
「あ!あったー!」
ようやく4本目キノコ見つけたのだった
洋匡はさっさーと収穫した
そしてまた見つけようとしたが見つからなかったので開始場所に戻って行った
ルイも戻ってきたらしくほぼ同じタイミングで帰ってきた
そして洋匡は今日収穫した分のキノコをルイに見せた
「4本しか見つからなかったわー」
「見せて見せてー」
「はい」
「…………悲しいお知らせだけどさ」
「うん」
「4本のうちの1本にさドクツルタケって言う猛毒なキノコが入ってますねー」
「え、あ、それ最後に見つけたやつだ」
「食べたら◯ぬ可能性大です」
「え、まぢで?」
「食べてみる?」
「嫌です」
「ま、これはぽーいしといて」
「わかった」
「で、きのこの処理をするために早く帰りましょうか」
「おけ」
そして二人は急いで帰っていった




