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BATTLE  作者: さとうきび
イベントクエストグリム童話
12/15

幼なじみ(1)

森の中の洞窟につき腰を下ろした3人と一匹。


「しかし、進化したことにも驚いたが退化もするとはな。」


シキを見て賢人は言った。


「ぐわゎぁ。ぼく大きくなって疲れたよ。」


シキはつぶやき丸くなって寝てしまった。


「さっきの姿は一気に最終進化までしたのか?能力が使えるってなると最終進化だよな。

「そいやそだな。全然気にしてなかったけど調べてみるか。」


未來がアプリを開き調べてみようとしたら。


「ちょっと待って、ちゃんとお礼してなかったわね。さっきは危険なとこを助けてくれてありがとう。私は旭日あさひ 朔来さくら。並木高校三年よ。」

「そういえば自己紹介がまだでしたね。おれは加賀美かがみ 賢人けんと。太陽高校の二年です。先輩だったんですね。すみません。気付かずため口でした。」

「気にしないで。それに今さら敬語使われるのも気が引けるわ。ため口で大丈夫よ。」

「おれは國村こくむら 未來みらい。太陽高校二年だ。」


自己紹介が終わったところで未來がシキのデータを見た


♢    ♢    ♢    ♢   ♢ 


名前:シキ

種族:ウェザードラゴン(地球)

進化:第一進化

天空を支配する龍。天気を操る。


♢    ♢    ♢   ♢    ♢


「まだ、第一進化なのか、なんで能力が発動できたんだ?」

「待って。あなた達何言ってるの?モンスター達は進化で使える能力が変化したり強化されるけど、どの形態でも能力は使えるはずよ。さっきのコウモリだって第一進化で超音波を使ってきたでしょ。」

「「えっ!!!!」」


賢人と未來は驚き、翼の鳳凰が能力が発動できず最終進化したら能力を出せたこと話した。


「それは不思議ね。あなたのシキといい退化するモンスターなんて聞いたことない。そしてわたしのモンスターも....」

「朔来さんのモンスターも何かあるんですか?」


賢人が聞いた。


「見せた方が速いわね。出てきて。」


朔来の携帯が光目の前に2体のモンスターが出てきた。


「この子たちはツクヨミとアマテラスまだ第一進化で条件下じゃないと能力が発動できないの。だからさっきの戦いでも出せなったの。」


どうやらツクヨミは月が出てないと戦えなく、アマテラスは太陽が出てないと戦えないらしい。さっきまで空は曇っていた。だから戦えなかったのか。


「神タイプのモンスターが2体。能力を発動できなかった翼。シキを持っている未來。特別が3人....」


賢人が小声でブツブツつぶやいていた。


「なあなあ。朔来のモンスター達さっき能力が出せなくても戦いたかったって言ってるぜ。」


朔来さんのツクヨミとアマテラスと談笑している未來が言った。未來には不思議な魅力がある。シキやアマテラス達モンスターもその魅力に惹かれている気がする。

アマテラス達と談笑していた未來もどうやら連戦の疲れが出たのか途中で寝てしまった。


「朔来さんに聞きたいことがある。このBATTLEいつから始めた?」

「え?始めたのはリリースされてすぐだから今年の初めね。」

「その時からモンスターは2体いました?」

「ええ。いたわ、でもなかなか進化しなくて進化したのもこの戦いが始まったのと同時よ。」

「もう一つ。この戦いが始まってモンスター達から話しかけられた?」

「いいえ。一回もないわ。だから今喋って驚いているわ。」


賢人は少し考えこみ


「やっぱり未來が特別か....」


とつぶやいた。


「ねぇ。今度はこっちが質問していい?」

「えっ、おれに答えられることならどうぞ。」

「賢人くんは未來くんと幼なじみって言ってけど、ただの幼なじみがあそこまで信頼できる?できないわ。昔何かあったんじゃない?」

「おれとあいつは同じ空手道場にいたんだ。初めて会ったあいつは愛想悪くて。稽古も真面目にやらず入って1ヶ月の俺に負けたんだ。」


「へぇー。いくつぐらいの時なの?」


「小学3年の冬年明けぐらいだったなぁ」


と言いながら賢人は未來との出会いを語りだした。


♦  ♦    ♦   ♦    ♦   ♦

年があけ寒空の中少年は道場の前に立っていた。

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