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銀色の魔弾・隊長
「やられるッ!」カスミがそう覚悟したその刹那。確かに聞いた一つの声。
「――――blade」
カスミを襲った4人組はは次の瞬間には全員が地面に倒れ伏していた。彼らの前にはそれぞれ一振りの剣が空中で静止している。
あの瞬間、朔が言葉を発したのと同時、何もない空間から剣が出現し、彼らを打ち伏せていた。彼らの体が両断されていないのは、先の朔の一撃が斬撃モードではなく打撃モードだったためだ。
「カスミ、それに他の皆も。任務中はどんな時にも決して気を抜くな。特に、相手を制圧したと思ったまさにその時が一番油断しがちになる。胆に銘じて欲しい」
厳しい声でたしなめる朔。そして、その後「無事でよかった」とカスミに笑いかける。
「すみませんでした、隊長」
自分と違い、朔はどんな時でも冷静で、能力展開の速さ、威力とも自分とはケタ違いだ、とカスミは肩を落とす。
しかし、今はそんな場合ではない。
フルフルと首を振り気持ちを切り替え、カスミは倒れた者たちを拘束すべく動いた。




