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赤髪リスペクト


 でかい声で会話に参加してきたヤツ、ワイスは鼻息を荒くして、ステップを踏みつつ京介の机に近づいてきた。


「朔さんって、剣を使う能力者でさ。これは朔さんに助けられたって奴から聞いたんだけどさ」


 とそこでもったいぶる。それに対し、皆が続きを聞きたくてたまらないとでも言うように身を乗り出していた。


 周りを見れば、他のクラスメイトも会話を中断し、ワイスの話に耳を傾けている。


「そいつ、蒼月館を中退した集団に囲まれたらしいんだけどさ。ヤバいって時に朔さんが一人で助けにきたんだと。んでいきなり朔さんの周りに剣が何本も現れたと思ったら、すげースピードでそのままドン! で、その不良連中は全員まとめて逮捕って寸法よォ! とにかく、化け物みたいに強かったらしいぜ」


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