第21話 予感
皆さま、お待たせしました。
空飛ぶ牛車から無事(?)生還したミドリ一行ですが、休む暇もなく魔女グラマとの対面です。
ようやく手に入れたクエストアイテムを差し出し、カエルにされた仲間を救おうと奮闘しますが……。
「仲間が元に戻る=めでたしめでたし」と思ったら大間違い。
新ジョブ、新スキル、そして謎の小竜。
「パーティーが強くなるほど、俺(牛)の身が危ない気がするのはなぜだ?」
ミドリの切実な心の叫びと共に、魔女の怪しい呪文が響き渡る第21話。どうぞお楽しみください。
グラマ:「……きたわねぇ。ウフフ、依頼のモノは持ってきたんだろうね? モタモタしてると、その牛も豚も鶏も、まとめて鉄板焼きにしちゃうわよ?」
ミドリ「ああ!持ってきたぞ!」
【デビルエッグ】
【エレキテル・キャロット】
【ファイヤポテト】
3つをグラマに差し出した。
グラマ「ほうほう、やるわね、あなた達。お仲間も、増えて……まあいいわ!約束よ、元に戻してあげるわ!」
グラマは地面に魔法陣を書き、魔法のステッキで、「エロエロ、エッサッサッ」カエルに光が降り注ぐ!
ボン!!
キャスティとシャープが元に、戻った!
【ログ】
緊急クエストクリア!!
報酬、ミドリ、オゥク、ヤフー、アニーは、経験値を取得、全員Level18
ミドリ「モウ〜(やたー!Levelあがったぞ!なるほど、クエストをクリアしていけば、Levelが上るんだな。)」
キャスティ「みんな、良くやったね!」すると、キャスティに変化が?キラキラ光る身体。
ボンボン煙が立ちのぼる。
【ログ】
キャスティ=クラスアップ
ムチ使い→狩人にクラスアップしました。
「モウ〜(なんでだよ!!)」
シャープ「では、マダム、お城のお姫様も元に戻してもらえるか?」
グラマ「ええ、構わないわ!正し、3つの物を定期的に納品してもらうから、もし期限を1回でも忘れたら、国中カエルよ!」
シャープ「ハイ!必ず!!」頭を垂れる犬
ミドリ(⋯正に犬だな)
ミドリ「モッモウ〜(グラマさん、竜の飼い方教えてほしいです。」
グラマ「あら、珍しい、そこにいるのは、小竜か〜懐かしい、昔、私も飼っていたんだよ……飼い方?適当に大きくなるから、大丈夫……だけど……教えない〜。」
ミドリ(…ヤバいこれは、絶対的に……それとキャスティ、遂に狩人ですか?……拝啓父母さま、俺もう、捌かれるかもしれません……。)
悲しみの中にいる緑は、さざなみの森を後に、ザハード城へ向かうのでした。
ただ、俺達は忘れていた。王様に上げた黄金樽のおみあげの事を……。
【ログ】
緊急クエストクリア
ミドリ賢さ 20に上がった。生活スキル「片言」を覚えた。
オゥク賢さ ー10に下がった。生活スキル食欲旺盛を覚えた。
ヤフー HP10に上がった。
アニー スキル取得 リーダーの気質。
「家畜系ファンタジー」、怒涛の第12話から始まった魔女の試練、これにて閉幕です!
仲間を救い、レベルアップも果たしたミドリ一行。
しかし、喜びもつかの間。頼れるリーダー(?)キャスティは「狩人」へと転職し、ミドリへのプレッシャーは増すばかり。
さらには魔女との「定期納品契約」という、実質的なブラック農園ノルマまで課せられてしまいました。
果たして、ミドリはザハード城でお姫様を救い、無事に「美味しい焼肉」ではなく「美味しい野菜」を作る日々を取り戻せるのか?




