表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら牛だった!モゥ〜異世界で家畜になる件  作者: 昼間 ネル
第2章 クエスト 編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

19/32

第19話クレイジータクシー誕生

黄金の角が子竜に気に入られ、束の間の平和を楽しんでいたミドリ。しかし、空から現れたのは「Level55」の圧倒的な絶望!

激怒の竜の降臨が、最悪のアクシデントを経て、一行に最高の乗り物に変わる、かつてないチート乗り物として誕生しました。

ミドリが黄金の角を子竜に舐められ、「モウ~(やめろよ、くすぐったいだろ)」と鼻の下を伸ばしていた、ピカピカ角に子竜に気に入られ、懐かれていた。


周りの仲間達は、その内にファイヤポテトを採取して、馬車に入れ込んだ。


アニー「ミドリくんやはり君は、不思議な力を……。」


そんな中、急に標高2000メートルの山頂付近が、突如として夜のような闇に包まれる。

雲が遮ったのではない。上空に、**「山そのものが浮いている」**と錯覚するほどの巨大な影が差したのだ。


アニー「……おい。嘘だろ。雲よりデカいぞ」

ヤフー「ヤフー(影だけで、火口が全部隠れちゃったよぉ……)」


見上げれば、そこには真紅の鱗を夕日に輝かせ、翼を広げれば火山口を丸ごと覆い尽くすほどの巨体――**親飛竜Level55(ファイヤレジェンド)**が滞空していた。


その黄金の瞳が、ミドリの足元にいる我が子を捉える。


親飛竜「グガァァァァァァァァ!!(我が子になに晒しとんじゃワレェェ!!)」


怒りの咆哮ブレスが放たれる直前、親竜は我が子を傷つけまいと急降下を開始。しかし、ミドリも


スキル「叫ぶ」を発動させる。

「モォォォォォォォーーーーッッ!!!」

あまりの騒音に、バランスを崩す巨体ゆえに火口の狭い足場で**「アクシデント」**が発生する。


ミドリが必殺技で撒き散らした「黄金コンクリート(未乾燥)」と、ヤフーたちが牛車修理に使った「強力粘液ワイヤー」が、着地しようとした親竜の巨大な鉤爪にグチャァッ!と絡みついたのだ!


親飛竜「ヌガッ!?(なっ、なんだこの黄金のベタベタは!? 足が、足が取れん!?)」


パニックになった親竜が、もがけばもがくほどワイヤーは食い込み、ミドリたちが乗ていた「改造牛車」と親竜の足がガッチリと連結されてしまう。


ミドリ「モウ~!!(ちょっ、俺の角もワイヤーに引っかかってる! 離せ! 降ろせー!!)」


親飛竜「うるさい! とりあえずこの場を離脱する! グガァァァ!!」

バサァァァァッ!!

巨大な翼が一振りされる。


次の瞬間、重さ数トンの牛車と、黄金の「小型トラクター」ことミドリは、慣性の法則を無視して天空へと釣り上げられた!


仲間達は、大慌てで、馬車に乗り込んだ。


アニー「急げ、みんな!乗り遅れるな!」


すると、火山風を受け、ヤフーとほねがスキルを覚えた。


スキル「風を読む」・・・自分の羽を風をまとわせ空中で安定する。


ヤフー「今度は、俺たちがやる!」


アニー「うわぁぁぁ! 浮いてる! 牛車が、グライダー並みのスピードで浮いてるぞ!!」


オゥク「ブゥゥゥ!?(俺のお腹が! 気圧の影響でパンパンだ!?)」


遂に、迷頭飛竜馬車クレイジータクシーが誕生した瞬間でもあった。

【ログ】


獲得アイテム ファイヤポテト



特殊連携スキル:**『迷頭飛竜馬車クレイジータクシー』**が起動!(ミドリ、オゥク、ヤフー、ほね、アニー、火飛竜が、揃いしのみ。)


ヤフー&ほね:新スキル**『風を読む』**を習得。


オゥク:状態異常**『気圧膨張パンパン』**。


アニー:魔力が10増えた。「念力」を覚えた。

第19話をお読みいただきありがとうございました!

ついに空を飛んだミドリ一行。しかしそれは優雅な空の旅ではなく、コンクリートと粘液で繋がれただけの「クレイジータクシー」でした。

パンパンに膨らんだオゥクは破裂せずに済むのか、心配です。これで、このゲームの移動手段が増えました。ありがとうございます。これでミドリは色んな所へ行けるはず……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ