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転生したら牛だった!モゥ〜異世界で家畜になる件  作者: 昼間 ネル
第2章 クエスト 編

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18/32

第18話:爆誕!必殺の黄金コンクリート・フルビルド!!

絶体絶命のデリバリー状態(!)から一転、ミドリが「新境地」を切り開きます。

「ピカ草」の黄金パワーと、ミドリが喉の奥で練り上げた「建築資材」が化学反応を起こす時、火山口に空前絶後の必殺技が炸裂!

もはや牛であることを辞めた(?)ミドリの勇姿と、戦いのあとに現れた「招かれざる(けど可愛い)客」にご注目ください。

「ガルルル……ッ!」

火山の主、ファイヤタイガーが数十頭いて、群のド真ん中に、ミドリ一行。その巨大な顎を広げ、ミドリの喉笛めがけて跳躍する。


灼熱の炎がミドリの鼻先をかすめ、焼肉の匂いが漂い始めたその時、ミドリの脳内で何かが弾けた。


どうやら、群のリーダーで一際大きい個体だった。


ミドリ「モウ〜!!(熱い……熱いけど、腹の底から力が湧いて来るこの感覚は?)」

「ピカ草」の神々しい黄金の光が、ミドリの胃袋で攪拌されていたコンクリートと混ざり合う。


本来なら灰色のくすんだ泥が、化学反応を起こしたかのように眩いゴールド・メタリックへと輝きを変えた!


アニー「ミドリくんの角が……光り輝く戦牛のように!!」

ミドリ「モォォォーーー!!(食らえ、家畜の最終奥義!!)」


必殺:黄金コンクリート・フルビルド!!

ミドリは口から、溶岩よりも熱く輝く黄金の液体コンクリートを大量に広範囲に射出した!


空中で静止したタイガーに対し、その液体は瞬時に「H鋼」のような強固な形状へと硬化し、タイガーの四肢を空中でガッチリと固定。


タイガー「ガッ!?(空中で固まった!?)」

さらにミドリは、黄金に光る前足で地面を猛烈に蹴り上げ、加速!

仕上げとばかりに、黄金のコンクリートを纏って**「ドリル状」**に巨大化した角を、無防備なタイガーの腹部へ叩き込んだ!

「ドゴォォォォォン!!!」


火山口を揺るがす大爆発。

黄金のコンクリート破片が花火のように散り、火山の主は火口の壁面まで吹き飛ばされ、そのまま**「黄金の彫像」**となって壁に埋め込まれた。


周りのファイヤタイガーが、慄き、逃げ惑う、一瞬で周りから消え去った。


ヤフー 「ヤフー!(芸術的な埋め込みだ!)」

ほね 「ホネー!(耐震強度もバッチリ!)」

アニー「…すげぇ。もはや牛じゃない、黄金の動く要塞だぜ……」

オゥク「ブゥゥ(……今のうちに、ポテト焼くブゥ)」


ミドリは、全身から金粉のような汗を流しながら、荒い息をつく。

角にこびりついた黄金のコンクリートは、まるで勲章のように夕日に輝いていた。


【スキル・ステータス更新】

ミドリ:必殺技『黄金コンクリート・フルビルド』を習得!

効果:対象を黄金うんちの強度で固定し、物理ダメージと精神的屈辱を与える。

**称号:『小型トラクター』**を獲得。


激闘のあと、黄金の煙が立ち込める火山口。

勝利の余韻に浸る一行の前に、予想外の「闖入者」が現れました。


「……キュィ?」


黄金の彫像と化したタイガーのすぐ脇。岩の隙間から、ひょこりと小さな頭が覗いた。

全身が燃えるような真紅の鱗に覆われ、背中にはまだ産毛のような翼。


それは、この山の真の支配者と言われる**「火飛竜ファイヤレジェンド」**の子どもだった。


落ち着かないアニー「……おい、冗談だろ。なんでこんな所にドラゴンの子どもがいるのだ?」


慌わ慌わしてるヤフー「ヤフー……(親が近くにいたら、俺たち一瞬で、ペロリだ!?)」


ミドリ「モウ〜(……なんだ、このチビ。俺の黄金の角を物珍しそうに見てやがる)」


こうして、火飛竜の子どもと対峙したミドリ一行の運命は―――!

第18話をお読みいただきありがとうございました!

ついにミドリが必殺技を習得しましたが……まさかの**「黄金うんち強度」**。タイガーを壁画に変えるほどの威力ですが、家畜としての尊厳と引き換えにしたような気もします。

そして、最後に現れた「火飛竜の子ども」。

倒したタイガーが可愛く見えるほどの超弩級モンスターの影がチラついていますが、一行は無事にポテトを手に入れて下山できるのでしょうか?

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