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転生したら牛だった!モゥ〜異世界で家畜になる件  作者: 昼間 ネル
第2章 クエスト 編

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16/32

第16話 ご馳走様

お待たせいたしました。家畜パーティーの冒険、

第2幕です。

今回の舞台は「サンダーの村」。

待ち受けるのは、空をも統べる雷鳴魔神……のはずでした。しかし、我らが主人公・ミドリたちの前では、伝説の魔神すらも「食材」や「肥料の材料」に過ぎません。

「電気を通さないゴム」という知識を、まさかの「豚の脂肪」で代用し、雷を「ピリ辛の綿あめ」として完食してしまう。そんな、生物学の限界を突破した攻略法が展開されます。

さらに、新キャラ(?)の「ほね」とヤフーの、愛憎入り混じる**「避雷針コンビネーション」**にもご注目ください。

果たして、電気ショックで「親子丼」や「ポークソテー」にならずに済むのか?

家畜たちの命がけのバトル、スタートです!

「ギガガガガッ!!(我が眠りを妨げる不届きな家畜どもめ! 10万ボルトで消し炭にしてくれる!)」


ミドリ:

(モォ~~ッ!(家畜って言うな! 俺は意思ある転生牛だ! ……っていうか、やっぱりデカすぎて井戸に入らなくて正解だったぜ!))


1. 先制攻撃:ミドリの「絶縁タックル」

ミドリはゴム製の家の壁に体を擦り付け、静電気をあえて中和(?)しながら、雷鳴魔神の核である


「雷鳴の魔石」を目がけて突進します。

ミドリ:「モウッ!!(多分、これなら…食らえ、A5ランクの重量アタック!!)」


ドガァァアン!!


ゴムの壁を背に跳ね返るような加速をつけたタックルが、魔神の雲状の体にめり込みます。しかし、相手は実体のない雷雲。手応えがスカスカです。


ミドリ:(モォ!?(手応えがねぇ! 痺れるだけで突き抜けちまう!))


2. オゥグの新スキル開花。*「雷食い(サンダー・イーター)」


**豚の脂肪がゴムの働を補い、電気を食べれる。


隣でよだれを垂らしていたオゥグが、爆走しミドリの背中を踏み台にして大ジャンプ!


緑:(ハァ?マジか!豚、すげぇ!)


オゥク:「ブヒィィイ!

(これ、綿あめみたいで美味そうだな! いただきまーす!)」


バクッ!!


オゥクが魔神の体の一部(黒雲)を一口噛みちぎりました。


雷鳴魔神:

「ギギィッ!?(わ、私の体の一部を……食べた!? 貴様、胃袋はどうなっているんだ!)」


オゥク:

「ブフゥ(……ちょっとピリ辛。でも、もっとスパイスが欲しいブヒ!)」


3. ヤフーと「ほね」の奇跡のコンビネーション

井戸の縁から飛び上がってきたヤフーと「ほね」も参戦します。ヤフーは腰が抜けていますが、後ろの「ほね」がヤフーの背中を骨の翼でグイグイ押して前線に出します。


ヤフー:

「コケェーッ!?(ちょ、押さないで! 僕、導体だよ!? 焼鳥になっちゃう!)」


アニー:

「ヤフー、避けちゃダメだ! 骨は雷を通さない、から「ホネ」といたほうが良い。」



「ほね」はヤフーを盾にする……のではなく、ヤフーを「骨の檻」のように囲んで、雷を受け流す「避雷針」へと進化しました!

ほね:「カシャシャシャシャ!(コケケッ!)」

「ほね」が鋭い骨の爪で魔神の核(魔石)を引っ掻くと、バチバチと火花が散り、魔神の体力が削られていきます。


弱った、雷鳴魔人をオゥグが大きく口を開きパクリ食べてしまいました。


「ブウー?(いやー食べた、食べた!お腹がへん?)」


オゥクは、食べ過ぎて、お腹を下しました。

すると、オゥグは、電撃を帯びた、雷光堆肥を捻り出しました。


バリバリ!!どよ〜ん堆肥が光っていた。


ミドリ(……嘘だろ!魔人食うとニンジンで出てくるのか?このゲーム怖っ!)


アニー:「あれは、ミドリくんが真似したら、ダメだぞ!オゥクしか、出来んだろう。あれはこそ、大自然の奇跡だ!」


ミドリ(…するかっアホ馬!)


鼻の効かない。アニーがその堆肥の中に、エリキテル・キャロットを発見し、更に種も交じっていた。ヤフーを呼び、支持して取らさせた。


ヤフ「ヤフー(痺れるけど、細い事ならやるよ!)」


システムメッセージ:


「雷鳴魔神を討伐しました! 経験値を獲得!」

「全員のレベルが上がりました(Lv.17)」

「ドロップアイテム:エリキテル・キャロット①本、種を入手!」


戦闘終了後

オゥク:

「ブヒィ……(ふぅ。食った食った。腹痛い)」

ミドリ:

(モウ~~(やらねぇよ! これは俺の報酬だ! ……あ、でも『ほね』は結構頑張ったな。ヤフー、お前の相棒、意外と強いぞ))

ヤフー:

「コケェ……(強いけど、目がハートのまま僕を見てるのが一番怖いんだよぉ……)」


こうして一行は、次の目的地ネテロ山へ向う。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

……いやはや、物語がとんでもない方向に転がっていきました。

まさか、ボスのドロップアイテムを**「感電しながら堆肥の中から拾い上げる」**という、RPG史上最も過酷(かつ衛生的でない)入手シーンを描くことになるとは……。

ミドリがアニーを「アホ馬」と呼んだシーンは、読者の皆さんも「よく言った!」と拍手喝采だったのではないでしょうか。鼻が効かないことを良いことに、ヤフーに「雷光堆肥」を素手(?)で漁らせるアニーの采配……。このパーティー、ミドリ以外に常識人はいないのかもしれません。

次回はネテロ山ですよろしくです。

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