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転生したら牛だった!モゥ〜異世界で家畜になる件  作者: 昼間 ネル
第2章 クエスト 編

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第13話「さざなみの森」と骨の怪鳥

いつもお読みいただきありがとうございます!

前回、魔女グラマによって絶体絶命のピンチ(物理的に焼肉のピンチ)に陥ったミドリたち。

シャープとキャスティを人質に取られ、家畜トリオ+馬のアニーという異色のパーティで「お使いクエスト」に出発することになりました。

最初の目的地は、不気味な音が響く「さざなみの森」。

そこに待ち受けるのは、死んでも再生する厄介な「骸骨鶏」でした。

HPわずか「3」のヤフーに、果たして勝機はあるのか……!?

それでは、第13話お楽しみください!

魔女の条件を受け、ミドリ達はさざなみの森へ向かっていた。


アニー「お〜い! オゥクぼさっとしてんなぁ!まずは一番近い『さざなみの森』だぁ!」


アニーの号令とともに、俺たちは魔女の煮えたぎる鍋が鎮座する館を後にした。西へ向かうにつれ、紫色の毒々しい植物は影を潜め、代わりに不気味なほど静まり返った白い木々の森が見えてくる。


残されたのは、牛のミドリ、食い意地の張ったオゥク、HPが紙すぎるヤフー、そして何だかんだ面倒を見てくれる計算出来るアニーの四匹。


ミドリ: 「モウ〜(……アイツら、本当に消滅デリートされないだろうな。食われるのは、嫌だが、命を助けて貰ったから、信じてるぞ、みんな!)」


アニー: 「おいミドリ、湿っぽい顔すんな。俺がついてる。さっさと『さざなみの森』でデビルエッグを回収しょう。」


一行が西へ進むと、空気は次第に冷たくなり、波の音のような不気味な風の音が響く「さざなみの森」へ到着した。


森の奥、木々が骨のように白く立ち枯れている場所に、それはいた。

肉が一切なく、カタカタと乾いた音を立てて動く骸骨鶏。その足元には、禍々しいオーラを放つ「デビルエッグ」が鎮座している。


ミドリ:「いたー!マジで骸骨じゃん!?」


*骸骨鶏*ステータス

レベル17HP100/攻撃30/防御0素早さ20/魔力/20賢さ/30/ 特殊能力/HPが0になるまで再生出来る。


ヤフー: 「コケッ、コケケ!(……あんなの同族じゃない! 絶対に目があったら呪われるって!)」


オゥク: 「ブルゥ(……骨は食えないけど、卵は旨そうだな)」


アニー: 「よし、作戦だ。ヤフーが囮になって引きつけろ。その間にミドリが卵を回収、オゥグが……おい、オゥグ! 突っ込み過ぎて食べるなよ!」


緑(……防御0かよ!行けるんじゃね!)

作戦もクソもなく、空腹のオゥクが骸骨鶏に向かって猛進した。

作戦を無視して突っ込むオゥグ、震えるヤフー、そして冷静(?)なミドリ。

やっぱりこのチームに「チームワーク」という言葉は早かったようです(笑)。

次回の更新では、この骸骨鶏との決着……というか、予想外すぎる「愛の結末」が描かれる予定です。ヤフーの紙HPが別の意味で削られることに!?

物語が面白いと思ってくださったら、ぜひブックマークや評価、感想をいただけると励みになります!

よろしくお願いいたします。

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