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境界線
まずは稜線を下るということにした。
「境界線かぁ……」
あ、という誰かの声を聞き、俺らはみんなそちらを見た。
「これじゃない?」
駆け寄ってみると、境界線というのは名ばかりの、白い石がずらっと並んでいる光景だった。
「境界線と言えば、境界線か…?」
俺が言いながらも、目印となるこの白い境界線をはみ出ないようにしながら、山を下る方向へと歩き出す。
昇っては降りる、さらに山を下り続けると、なにやら、森を抜けそうな雰囲気になってきた。
白い光が、向こう側から見えてきたのだ。
まずは稜線を下るということにした。
「境界線かぁ……」
あ、という誰かの声を聞き、俺らはみんなそちらを見た。
「これじゃない?」
駆け寄ってみると、境界線というのは名ばかりの、白い石がずらっと並んでいる光景だった。
「境界線と言えば、境界線か…?」
俺が言いながらも、目印となるこの白い境界線をはみ出ないようにしながら、山を下る方向へと歩き出す。
昇っては降りる、さらに山を下り続けると、なにやら、森を抜けそうな雰囲気になってきた。
白い光が、向こう側から見えてきたのだ。
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