episode25.いざ行かん!ユーストマ待ってろよ!
ようこそ!えけて。と申します!
初めての小説なので、温かい心で楽しんでいってください!
お店を出てもときた道へと歩き進めた。
チルジャバナを通って帰ってもいいかと思ったがまだ自分を探しているかもしれないため、違う道から帰ることにした。
「ミストにお土産あげたいけど、あそこの道知らないもんなぁ」
4本買ったうち1本はミストへのお土産だった。
チルジャバナまで送ってくれたお礼にと思い買ってみたものの、渡す方法まで考えていなかった。
「んーー、ユノアリスの地図買いに大きい街か…けどユーストマのとこに早めにいってご飯作って欲しいしな〜…
郵便…んー、結局街か〜」
(…もう自分で飲んじゃおうかな)
そんなことを考え、方向が決まらないまま道を戻った。
ラーサルン国は自然地帯で、農家や畑な多く周りに家は全くないところばかりである。
あっても小さな村とも言えないくらいの2.3軒大きな家があるくらいだった。
買い物だって、何人もの商人が馬車で家から家へと回っていると聞く。
1つ大きな街はあるが、そこはここから東に向かい、隣の国“スノーパルス”という雪国に近かった。
ケットが向かうビエルーツェ国は南の方角。
行きたい場所へと遠ざかってしまうため悩んでいた。
「えー、ん〜まぁ、いっか…魔法瓶で腐ることもないし
また今度でいいや!」
よし!と悩むのに疲れたため今度でと後回しにすることにした。
(最悪、王都で郵便ギルド行けばなんとかなるかな)
のんびりと歩いて、いい天気だったので鼻歌まじにりスキップしては
カバンの中の卵や、羽ペンを思い出し
ゆっくり歩いて、また忘れてスキップしてを繰り返していた。
そして気持ちがいい青空から
青を食べるように混ざり合った紫とオレンジ色の空を眺めながら
何時間歩いたんだろうと、少し疲れを感じていた。
目の前の綺麗な景色を立ち止まりながらぼーっとながめ
そのまま道の端に移動し、座り込みスケッチブックを取り出した。
荷物も多く、本当は大きな紙に思う存分に書きたかったのを我慢し、スケッチブックへと景色を落とした。
「…今度は黒になってる…全部混ぜちゃお」
時間と共に青から赤へそして黒へと変化していく空を見て、どれも綺麗だったため全てを描いた。
道は開けており、周りには家など何もない
ただ遠くには自然があり、近くには畑がある。
そんな何もない、空だけの絵を描き終えた頃には完全に闇の世界だった。
「はぁー、かけたかけた…ここ星も綺麗なんだな〜」
疲れてるのもありそのまま道へと倒れ込んだ。
絵を描いている間誰も通らなかったのを思うに、リンゴ農園にいた人はそこの近くに泊まったのか、東に向かったのだろう。
(ここ人もくることあまりないしこのまま…少し寝ちゃおう、かな…)
疲れや眠さ、満足感、重い荷物、怪我
色々なことが重なりいつもならしない選択をしたケットはそのまま目を閉じ、夢の世界へと旅立った。
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「……さむ…」
気づけば夢の中、寝てしまおうと思ったけどあっさり寝れてしまったことに少し驚いていた。
「ふぁ〜あ」
あくびをしながら体を伸ばす。
地面で寝ていたのもあり少し体が痛い
日が登り始めていたのもあり明るくなっていた。
ケットはもう一度体を伸ばし、少し散らばっていた自身の荷物を片付け、念の為お金と買ったお土産などが無くなっていないかを確認した。
「よしっ、大丈夫そう」
枕がわりにしていたマントを羽織り新しい1日の始まりを進んだ。
ぐぅぅぅぅ、と
お腹の音と共に。
「お昼までに街に行けるかなぁ〜」
カバンの中から非常食用の干し肉を取り出して咥えながら進んだ。
お読み頂きありがとうございます!
更新も頑張っていきますので、よければ次も読んでいただけると嬉しいです




