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episode21.ここを出よう!

ようこそ!えけて。と申します!

初めての小説なので、温かい心で楽しんでいってください!



村長から、絵の依頼を受けケットは嬉しい気持ちになった。


「またくるね!その時は1番に村長さんに会いにくる!」


「いつでもお待ちしております」


お互い笑顔で次の約束をした。

そして村長は席を立ち、箱を持ってきた。


「本日のお礼によければ持ち帰りください」


そして、箱を開け

中にはケットがチルジャバナへ来た目的であった、宝石の卵が入っていた。


「!!??えっっ!いいの?!」


「えぇ、もちろんです。受け取ってください」


「今日はないって聞いてたから諦めて帰るつもりだったんだ」


「最近はわざと数を減らしているんです」


盗賊が増えましたので、と答えてくれた。


「本当に多いもんね…」


それでも、

思わぬところで卵がもらえたことは、とてもラッキーだった。


「けど、本当に嬉しい!ありがとう!」


色々な秘密を知ってしまった

それに、悪人に追われる体験もした。

怪我もした、怖い思いもした。


それでも、今日はストーンラバド達に触れ合えて、チルジャバナについてもっと知れて、もっと好きになった。


この卵を持ってユーストマと美味しいもの食べてちゃんと話し合いたい。




「さて、今はもう夜ですので今日は泊まっていってください」


「それにまだ探している人もいますから、明日の早朝にはなりますが、裏口から案内します」


「そっか、まだ外騒がしいんだね…

ありがたく泊まらせてもらいます!」


ケットは軽く頭を下げた。

好意に甘える、というより

ここで自分が堂々と出ていったら秘密がバレてしまうのもあるのか、と理解したからである。


「では、上へ移動しましょうか」




村長の後に続き上へと階段を登った。

出た先は風呂場のスペースであり、隠し扉のようになっていた。

そこからまた移動をし、リビングに連れられた。

そこには先ほどの部屋とは違い窓があるが、鉄格子などがついている。


「本日はこちらの部屋でお休みください」


空き部屋ですが掃除はしていますと、教えてくれた。


「ありがとう!使わせてもらいます!」


「お腹は空いていますか?簡単なものでよければお出ししますよ」


「あっ!大丈夫!さっきストーンラバド達に果物貰っちゃったから」


「そうでしたか、一応ゲストルームですので、湯浴みも簡易的な物がついてますので、お好きに使ってください」


村長はずっと笑顔で対応してくれた。

夜も遅く、眠いはずなのにそれを感じさせなかった。


軽く部屋の説明を受けていた時、人の気配がして後ろを振り返ると、村長に似た男性が立っていた。


「……いないと思ったら…お父さん…この人は…?」


「起こしてしまったか、ごめんね

この人は今日子供のストーンラバドの件があっただろ?ずっと守ってくれていた恩人だ」

「ケットさん、この子は私の息子でして、時期村長なんです」


「…そうなんだ、若いのにすごい…ね!俺ケットと言います!よろしく」


ケットは少し眉を下げた。

相手も名乗って挨拶をしてくれ、村長さんたちは今日あったことは後日話し合おうと、家族会議の予定を話しており、ケットはそれを眺めながら少し、昔を思い出していた。


「夜も遅いので、本日はもう休みましょう」


明日は朝早くにここを出て行く予定なため、ありがたく部屋で休むことにした。


ケットはたくさん走って汗もかいて、怪我もしていることもあり、軽く湯浴みを借りることにした。


汗を流し、そのままそのお湯で自分の服も軽く洗った。

ケットの魔法は水の濾過か操るくらいしかできないが、服などを洗うのにとても便利であった。

洗った服から水気を取り明日すぐに着れるように乾かしておいた。

今日は下着のままでいいなと思いながらベッドへ入り、すぐに夢の中へと旅立った。





————————————


「ふがっ………!?」


ケットは自分のいびきにびっくりしながらも目をゆっくりと覚ました。


「ふぁぁぁぁぁ、ねみたぁい」


窓のカーテンを少し開け外を見た、

日が出始めており、朝日が眩しかった。


あまり動かない頭で人がいないか確認しながら見渡し、特に問題なさそうだなと思い、服を着替えた。



コンコン


「おはようございます」


「…おーはよございます……」


服をちょうど着替え終えたあまりで扉がノックされた。

そのまま挨拶を返し、荷物を持って扉を開けた。


「起きてましたか」


「ん、ゆっくり寝れた、ありがとう」


「こちらこそ、もう少しゆっくりして欲しかったですが、申し訳ございません…」


村長は昨日から何度目かわからないが頭を深く下げた。


「こっちこそ、俺の安全も気にしてくれてありがとう〜」


そのまま裏口へ案内してもらい、お別れを言った。


「また、絶対くるから!またね!」


「いつでもお待ちしております」


ケットは扉を開け周りをキョロキョロと確認し、朝早いこともあり人はあまりいなかった。

フードを深く被り、村長に手を振った。


「エッグポーンのおっちゃんに俺無事だったことだけ伝えておいて!またくることもー!」


バイバーイ、手を振り少し駆け足で村の出入り口に向かった。

人がいない道を選びながら村の門から森へ抜け

次はどこに行こうかあまり考えていなかったが、

急にリンゴジュースが飲みたいと思い

次に向かう場所を決めた。


「虹色のリンゴ畑に行こう!!」

最近更新遅くごめんなさい

ついにチルジャバナ編おわりますね!

まだまだケットの旅は続きます


お読み頂きありがとうございます!

更新も頑張っていきますので、よければ次も読んでいただけると嬉しいです

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