↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
倉石瑞稀と100の高校生活でやりたいこと  作者: Masa(文章力あげたい)
冬編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

139/312

学校のイメージキャラ作成!

 74、理想学園イメージキャラ作成をする

 

 次に決めていたことはこれ! 購買で販売予定である、イメージキャラクター『チョコメロ』作成だ! 場所は空き教室にてーー


 「このメロンパンは美味しそうですわね⋯⋯」

 「さすが、ミウミウ。 これは彩乃が作ったやつだね」

 「まあ! 彩乃ってば、パン作りも出来ますの?」

 「ふふん。 当然よ! 私はなんだって出来るんだから」


 決まったレシピを彩乃に作ってもらった。 色取り取りのチョコメロンパンが並んでいるーー


 ことねがキャラデザイン。 ミウミウが材料選別。 そして私は、調達係だ。


 ことねはチョコメロを見ながら、自慢気に呟くーー


 「ふ~ん。 中々の出来じゃない。 『私』だったら飛び跳ねて大喜びしているわね⋯⋯それで肝心の味はどうかしら?」

 「うん。 美味しいよ、彩乃! やっぱりお願いしてよかった!」

 「本当に? ⋯⋯じゃあ、頭を撫でて?」

 「えっと⋯⋯後でね?」

 「今じゃないと駄目よ! さあ、早く早く!」

 「⋯⋯どうしたの彩乃? いつもはそうじゃなかったのに⋯⋯」


 私は照れながらも、彩乃の頭を撫でるーー 彩乃は満面の笑みを浮かべた。

 

 最近、彩乃は私への態度を隠さなくなった。 ーー以前なら、二人の時にしか言わないことを、この状況でも平気で言ってくる。 そのことをこの前なんとなく、妹のマイマイに言ったら、どこか懐かしいそうな表情で、安心していた。


 ーーもしかしたら、彩乃って元々甘えたがりだったのかな?


 そう考えていると、ことねが憐れんだ表情で私に言う。


 「いつも? ⋯⋯瑞稀? もしかして、裏で彩乃と浮気していたの? あ~あ、ミウミウがかわいそう~」

 「瑞稀⋯⋯酷いですわ⋯⋯」

 「ええ? なんでそうなるの? うん? ⋯⋯床を見てるね」

 「チラ? チラチラ」

 「どうしたのミウミウ? ⋯⋯まさか」


 ミウミウは私と床を交互に見ていた。 なにか、催促している? もしかしてだけど、ミウミウも撫でてほしいの?


 「そうですわよ! 私も撫でてくださいまし!」

 「ええ? なんで! ⋯⋯意味わからないよ」

 「なんでって⋯⋯彩乃ばかりズルいですわよ! 私も、撫でてほしいですわ!」

 

 恥ずかしいし⋯⋯意味あるのかな? この行為ーー

 

 そう思いながらも、私はミウミウの頭に手を乗せて、慎重に撫でた。


 「ヨシヨシ⋯⋯いい子いい子」

 「あふ、あふ」

 「⋯⋯?」

 

 ミウミウが今までに発したことのないような声を上げた! 顔を覗くと口元がヘラついている。

 

 「これはヤベーですわ。 癖になってしまいますわよ⋯⋯」

 「美羽ばかりズルい! もっと私も撫でてよ⋯⋯」

 「あらあら⋯⋯私も試してみようかしら?」


 そう言うと、三人揃って頭を下げるのであったーー



 『いつも険しい顔だけど、本当はとっても甘えん坊~ チョコメロ~ チョコメロ~ チョコチップメロンパン~』


「はい! 神子様考案、ミウミウ監修の、チョコチップメロンパンだよ! 甘くて、チョコたっぷり! 中身もぎっしりだよ!」


 私は初日だけ販売員をする。 後のことは、委託先に任せる予定だ。


 「ふう、大盛況ですわね!」


 安心するミウミウが、手に持っているのは、巨大なチョコチップメロンパンだった。 通常サイズの10倍である。


 私は作った本人を撫でていた。


 「うふふ⋯⋯」

 「もういいかな?」

 「もっと、撫でて?」


 この子は、どんどん甘えん坊になっていくねーー


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。