学校のイメージキャラ作成!
74、理想学園イメージキャラ作成をする
次に決めていたことはこれ! 購買で販売予定である、イメージキャラクター『チョコメロ』作成だ! 場所は空き教室にてーー
「このメロンパンは美味しそうですわね⋯⋯」
「さすが、ミウミウ。 これは彩乃が作ったやつだね」
「まあ! 彩乃ってば、パン作りも出来ますの?」
「ふふん。 当然よ! 私はなんだって出来るんだから」
決まったレシピを彩乃に作ってもらった。 色取り取りのチョコメロンパンが並んでいるーー
ことねがキャラデザイン。 ミウミウが材料選別。 そして私は、調達係だ。
ことねはチョコメロを見ながら、自慢気に呟くーー
「ふ~ん。 中々の出来じゃない。 『私』だったら飛び跳ねて大喜びしているわね⋯⋯それで肝心の味はどうかしら?」
「うん。 美味しいよ、彩乃! やっぱりお願いしてよかった!」
「本当に? ⋯⋯じゃあ、頭を撫でて?」
「えっと⋯⋯後でね?」
「今じゃないと駄目よ! さあ、早く早く!」
「⋯⋯どうしたの彩乃? いつもはそうじゃなかったのに⋯⋯」
私は照れながらも、彩乃の頭を撫でるーー 彩乃は満面の笑みを浮かべた。
最近、彩乃は私への態度を隠さなくなった。 ーー以前なら、二人の時にしか言わないことを、この状況でも平気で言ってくる。 そのことをこの前なんとなく、妹のマイマイに言ったら、どこか懐かしいそうな表情で、安心していた。
ーーもしかしたら、彩乃って元々甘えたがりだったのかな?
そう考えていると、ことねが憐れんだ表情で私に言う。
「いつも? ⋯⋯瑞稀? もしかして、裏で彩乃と浮気していたの? あ~あ、ミウミウがかわいそう~」
「瑞稀⋯⋯酷いですわ⋯⋯」
「ええ? なんでそうなるの? うん? ⋯⋯床を見てるね」
「チラ? チラチラ」
「どうしたのミウミウ? ⋯⋯まさか」
ミウミウは私と床を交互に見ていた。 なにか、催促している? もしかしてだけど、ミウミウも撫でてほしいの?
「そうですわよ! 私も撫でてくださいまし!」
「ええ? なんで! ⋯⋯意味わからないよ」
「なんでって⋯⋯彩乃ばかりズルいですわよ! 私も、撫でてほしいですわ!」
恥ずかしいし⋯⋯意味あるのかな? この行為ーー
そう思いながらも、私はミウミウの頭に手を乗せて、慎重に撫でた。
「ヨシヨシ⋯⋯いい子いい子」
「あふ、あふ」
「⋯⋯?」
ミウミウが今までに発したことのないような声を上げた! 顔を覗くと口元がヘラついている。
「これはヤベーですわ。 癖になってしまいますわよ⋯⋯」
「美羽ばかりズルい! もっと私も撫でてよ⋯⋯」
「あらあら⋯⋯私も試してみようかしら?」
そう言うと、三人揃って頭を下げるのであったーー
『いつも険しい顔だけど、本当はとっても甘えん坊~ チョコメロ~ チョコメロ~ チョコチップメロンパン~』
「はい! 神子様考案、ミウミウ監修の、チョコチップメロンパンだよ! 甘くて、チョコたっぷり! 中身もぎっしりだよ!」
私は初日だけ販売員をする。 後のことは、委託先に任せる予定だ。
「ふう、大盛況ですわね!」
安心するミウミウが、手に持っているのは、巨大なチョコチップメロンパンだった。 通常サイズの10倍である。
私は作った本人を撫でていた。
「うふふ⋯⋯」
「もういいかな?」
「もっと、撫でて?」
この子は、どんどん甘えん坊になっていくねーー




