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アテナティア  作者: 電源優寿


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2/12

アテナティア

現在


ー赤の王国ー


国王に一報が届く。

「なにぃ!?神器が盗まれただとぉ!」

神器は神々が置いていった武器で、この世に10しか存在しない。かつては戦争の道具に使われていたが、今では扱える人間はほとんどいない。

「キーツを呼べ!」

近衛兵が、キーツを呼びに行く。

今は神父と祭りの打ち合わせをしていた。

「国王よ。これは一大事だぞ。敵対国に知られたら、ここぞとばかりに攻めに来るかもしれん。」

国王は落ち着かない様子で部屋を歩きまわっていた。

既に汗だくのキーツがドアを開けた。

「赤の騎士団団長キーツ馳せ参じました!」


キーツ•ロックハート

所属:赤の騎士団

役職:赤の騎士団団長

別名:情熱の騎士

年齢:27歳


「キーツ!!報告しろ!!」

国王が怒鳴りつける。

「は!今朝方、宝物庫から神器が盗まれている事に気づきました!護衛兵は皆んなやられており、宝物庫の壁ごと破壊されていました!恐らく犯行は夜中だと思われます!城外も検索しましたが、痕跡がありませんでした!」


「ならば、さっさと報告せんか!これが他国に知られたら、均衡が一気に崩れるぞ!白の国か!?」


「ランスロットはこんな事しないかと。」



「とにかく!公にする事はできん!お前の責任もある!探索はお前1人でやれ!」


「は!」


神父が口を挟む。

「それならば、ナオミも連れて行ってくれるか?最近はもう手に余る。後でセントライト教会に来てくれ。」


午後

支度をしたキーツが教会を訪れた。

教会の大きな扉は閉まっている。

ドアを開けようとした瞬間、勢いよくドアが開きキーツの顔面にぶつかった!

「じゃあ行ってきまーす!!」


「まだ待てと言ってるんだ!キーツ君が来ておらん!」


開いたドアから声が聞こえた。

「今・・・来ました、神父。」


「ぎゃー!!ドアが喋ったぁ!?」


キーツはゆっくりとドアを閉める。

キーツの眼前には、金髪でミディアムボブの茶色いチェック柄のワンピースを着た女の子が立っていた。

キーツは目を奪われた。

「か、かわいい。」


「かわいい?ボクは男だよ?」


キーツの顎が外れた。

神父がその子の隣に立った。

「紹介するよ。この子がナオミ•セントライト」

「神の子アテナティアだ」


ナオミ•セントライト

所属:セントライト教会

通称:アテナティア

年齢:16歳




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