~未改稿~
ペンス大統領に真意を問われた訪問者達はそれぞれの言葉で人類に求める事を話した。
まず、久島兄弟が
「儂らは、人類が何れ儂らと同じ存在になってくれることを望んでいるのじゃよ。」
バリーは、
「その為には、つまんない内輪の争いは止めて、自分自身を磨いて欲しいっすね。」
ケルトが、
「我々の先祖は植物でした。植物が永い年月を経て蓄積し、私達が生まれました。地球で言えば、化石燃料が出来る課程ですね。ですから我々の進化とは違う課程を経て、動物から我々のような存在になれるのか?植人と共生をするのならばあるいは、と思っているのです。」
「みんなで楽しく暮らす事が出来れば、簡単でしょ。」チャップがにぱっと笑う。
「必要な手助けは行う。」シュタインハイムが重々しく言う。
「我は自然淘汰されて生き残ったものだけで良いのだが。」ポピガイがシビアに言う。
「それで人類が滅んでは今までの努力が台無しじゃ。」タイガが反論する。
「でも人類は少し自分勝手過ぎるわ。他の生物を何だと思っているのかしら。」クイーンが辛辣に言った。
「その為に、こうして僕たちが出てきたんでしょ、姉さん!」ノースが姉をたしなめる。
「この星による自然の摂理であれば仕方あるまい。」ボムストゥイが突き放す感じで発言する。
訪問者達の発言を聴いていた各国首脳は徐々に眉をひそめて、眉間に皺を寄せていった。
「植人を誕生させるため、わざわざ世界規模の争乱を起こしてまで人類の3分の1を減らす必要があったのですか?」フランスのマリー大統領が訝しげに訊いた。
「そんなの当たり前でしょ、多いだけで役に立たない人類なんか間引かれて当然よ!」クイーンが爆弾を投下した。
「冗談ではない!これは地球への侵略行為と受け取られても仕方ありませんぞ!」
「あなた方の勝手な生物実験で我々が滅ぼされてはたまったものではない!」イェスカ大統領とフランク首相が激しく反発した。
「儂らが何もせんでもおぬしらは早々に他の生物をも巻き込んで滅んでしまうだけじゃ。」久島一郎がピシャリと首脳にいい放つ。
「我々はあなた方が、人類に有益な提案をしてくださるかと思っていましたが、どうやら違うようだ。」
ペンス大統領が気持ち冷たい声音で呟いた。
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