始動
人工太陽の光が消え、本来の力を発揮するセオドラ。
『皆のモノ!我に続け!』
セオドラは四聖獣へと向かって行った。
四聖獣の攻撃を躱しつつ敵陣の中心で振り返ると誰一人後に続く者は居なかった。
『何故誰も着いてこないのだ!!』
必死に呼び掛けるセオドラだったが他の者はのんびり寛いでいた。
『お姉ちゃんに任せれば大丈夫ね』
『私達の出る幕は有りませんわね』
『…飴舐める?』
『あら、いただくわ』
『まぁ、ありがとう』
飴を配るカトレアとそれを貰うグリンダとエヴァノラ。
『我一人にやらせる気満々だな!!』
セオドラは激怒した。
『さて、冗談はこれくらいにしますわよ』
『…セオドラにも飴』
『仕方ないわね』
それぞれ戦う敵を決め始めた。
『…私…この遅い亀』
カトレアは玄武。
『じゃ、私は白虎を貰うわね』
エヴァノラは白虎。
『じゃあセオドラ、青龍は任せますわ』
グリンダは朱雀。
『貴様等!一番厄介そうなの残したな!?』
セオドラは青龍。
四人の魔女の相手は全て決まった。
各々で散らばり分散して戦いは始まった。
『あぁもうっ!!本当にすばしっこいわね!!』
その声はエヴァノラだった。
白虎はエヴァノラの攻撃を素早く躱しエヴァノラへと近づき雷を纏った爪でエヴァノラを斬り裂いた。
『もうっ頭にきた!!』
エヴァノラが魔導書をひらくと地面が盛り上がり白虎を空中へと追いやった。
『これなら避けれないでしょっ!!』
幾つもの氷の刃が白虎に襲い掛かった。
しかし、白虎は躱す事はなかったのだが、氷の刃が方が白虎を避けて飛んでいった。
『何で当たらないのよ!?』
白虎にエヴァノラの攻撃は通用しなかった。




