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オズと召喚士  作者: 森ハム
第1章 〜 異世界召喚編 〜
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とまどい

オーディンとの戦いに勝ったトトだった。

オーディンはドロシーに主を乗り換えると誓った瞬間【ソル】が現れオーディンは灰と化したのだった。



『やぁトト、初めましてだね』

ソルは笑顔で挨拶した。

トトは身構える。

『そう構えないでくれ、僕は君と戦うつもりは毛頭ないのだから。それに、今君に死なれたら困るしね』

そう言って予言の書を取り出した。

『これはもう要らないから君達に返すよ』

トトに予言の書を放り投げた。

『それじゃあトト、また会おうね』

クスクスと不気味に笑いながらソルは姿を消した。

人型に戻ったトトは予言の書を開くと自分の目を疑った。

トトは予言の書を閉じ呆然と立ち尽くしたのだった。



本当ならすぐにでも政宗達と合流するべきなのだろう。しかし、今のトトにはそれは出来なかった。

予言の書に書かれた内容がトトの足を止めていた。

『僕は…どうすれば…』


予言の書にはこう書かれていた。

「裏切りの狼が友を殺める」と…


裏切りの狼とはトトの事を指すのだろう。

そしてトトは仲間の誰かを殺すのだと…。

もしも、その予言が当たるのならトトは向かうべきではないと思った。

だが、その意味を別の意味で解釈していたとしたら…?

それこそ、仲間を追わず見捨てた事になる。

だからひたすらトトは悩んだのだった。


やはり仲間が気になるので追う事にした。

どんな事が待ち受けていようとも、決して裏切りはしないと心に決めて。

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