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逃げ出す、私はうさぎちゃん?




やっぱり、ヒロインはシグ先輩に限るよね。


そうつぶやくのは、一体だれ?



*****


「あー七瀬さーん!出し物どうするー?」

「え?何事ですか、急に。二宮氏」

「あー、あれ?知らないの?」

「なにがです?」



突然、話かけられて驚く私。しかも、話の内容が見えません。

「文化祭、クラス実行員に選ばれてるんだけど、俺と、七瀬さん」

にっこり笑顔、素敵すぎます、さすが攻略対象様!

撮っても、いいですよね?いいですよね、撮ってしまった後だけど。

「あー、クセだっけ?聞いたよー櫂に」

「え、と・・・」

「いいなー、櫂と仲いいんでしょ?俺とも、仲よくしてよー」

そう、彼はいってぎゅっと手を握ってきた。

ひ、ひぇぇぇぇぇ・・・・突然なんですか?!

「はい、同じ実行員としてよろしくねー」

二宮氏もけっこうな、スキンシップとる人なんですね。

「で、モデル料って発生するの?」

「ご、ごめんなさいませ!!」

「あははは、おもしろいねホント!シグルちゃんだっけ?俺そう呼ぶからさ、功ってよんでよ。そしたらモデル料はいらないよー」

「えーと、えっと?」

こいつ、名に違わぬ攻め派か!

「ほら、ほら!」

「こーう」

語尾に、ハートマークがつくように二宮氏の名前を呼んで、

私に抱きつくのは・・・



「えー櫂そこで登場?も、ちょっとねぇ?シグルちゃーん」

「だーめ、シグちゃんは俺の名前だけ呼べばいいの。」

「う、う、」

イケメンに囲まれると、すっごく逃げ出したい気持ちになるのは私だけです?



「・・・・ごめーんなさーい!」



そういって、私は今日もイケメンから逃げるのです。

スチルだけ撮らせろぉぉぉ!



「あーあ、カワイイうさぎちゃん逃げちゃったー」

「櫂のせいじゃん」

「功、邪魔しないでね?」「なにがー?」

「ふーん、そっか・・・・絶対に手に入れるんだ」


「そ、頑張れと一応言うよ」


2人は、すこし不穏な空気を醸し出しながらの会話を終わらせると、その場を立ち去るのだった。



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