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現実逃避したのに!
「あ~草むらっこ新聞部ぅー!」
こちらに、かけてくる男にすこし逃げたくなった。
……ダメ?逃げたら…
「なに?セイ」
「わーカイだっ!なんでいるのー」
「ん、だってシグちゃんとお話中だから」
「じゃぁ俺も混ぜて、いいでしょ?」
キラッという効果音が似合う笑顔を向けられた。
───眩しさハンパないですよ。目がやられます。
「押し倒した時、すんごい可愛かったよ」
え、な、ん?なに、言ってるのかな君!
梓七櫂は、なんか不穏な笑顔だし
話の途中で四樹成が入ってきたせいで、影が薄くなっちゃってた美少女。梓七璃伊ちゃんはもぞもぞとメモ帳取り出し何かをせっせと、書き記す。
「……そっちも、あり。しかし……見たかった!」
ブツブツ言う姿は、美少女だけど怖い。
「へー、そんなことあったんだー。」
と、梓七櫂は怖い、なんか怖い笑顔でこちらをみる。
「俺、気にってる。俺んち、おいでよー」
なに、これ!
いやな予感したので、3人の写真を無意識に撮りつつ…逃げた。
だって、美だもん!みんな、イケメンに美少女だもん!
仕方ないよ、私はきっとパパラッチの才能があるんだよ!
……すこし、現実逃避してみた。
NYで、パパラッチとして働く私。
なぜか、攻略対象を追いかけてるはずなのに、
追いかけられてた。───恐!




