修羅場?ワクワクします
「あー、草むらっ子新聞部ぅー」
そう、聞こえた。え、なにソレ。草むらっ子新聞部って、なに?
と、振り向いたのがいけない。
「あれからー、探してたんだー」
くそ、バレた!見つかった!彼の中で、私という存在がなくなればいいのに。ほんと
「れ、レイアさまいきましょ」
「─ん?あら、四樹じゃないの」
え、知り合いです?やめてー、話し込まないでー!レイアさまっ
「レイレイ、久しぶりだー」
「やめて、頂戴な。そのあだ名」
「えー、レイレイ可愛いでしょー?ね、君」
「…あ、そ、…ですね」
急に振らないでくださいな。
「ほら、シグちゃん困ってるじゃないの」
いや、そうですけど!その前に知り合い?
「レイレイが下の名前で呼ぶって約束するならー、レイレイはやめるよ?」
「いや、よ。調子に乗らないで頂戴な」
な、なんだこれは!しゅ、修羅場ですか!?
と、撮りたい!
と、思うやいなや私は無意識のうちにそそそ、っと。
後ろに後ろに。後退
パシャリ
ああーん、撮っちゃった。無意識って、怖い!
「うふふ、シグちゃんったらまたぁ~」ま
「ごめんなさい、レイアさま」
「ああーん、可愛い!シグちゃん、家に来ない?ずっと、側に置いておきたいわぁ~」
「あー、レイレイずるいー。その子、気にってるんだー」
はい?なんか、聞いちゃダメなの聞いた気がする…、うん。気のせい、気のせいだ。きっと
「なら、尚更おいで。シグちゃん!」
「あの、ちゃんと自分の家あるんで」
「俺んちおいでー」
ちょ、なんなの、これ!
「いや、いいです。見ず知らずの人の家とか余計に…」
「え~、知らないのー?俺、四樹成だよーセイってよんでね」
自己紹介された!いや、それで知ったことになるのか?
いや、違うでしょ
とりあえず、また言い合い続いてます。
「シグちゃんは、私の萌よ!」
「俺のー」
何で。私のこと取り合いするんです?




