表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
20/28

Vol.6 襲撃 ーintroductionー



「なんということだ……………」



男は絶句した。

驚愕と恐怖のあまりに目を見開き、肩をガタガタ震わせる。額からは汗が吹き出し、玉汗が頬を伝って滴り落ちた。

黒いローブをまとったその男のーーーいや、その老人の右手の手のひらは、真っ赤に火傷していた。



真っ暗な部屋で、老人は目の前の一枚の羊皮紙を凝視していた。その紙面の上には、赤く焦げたように刻まれたいくつかの文字が、シュウ…という音を立てている。



老人はつい先程、ある者を、その名を、縛ろうとした。

が、失敗した。いや、正確には………できなかった。



すわ。我々は、とんでもない怪物を招き入れてしまったようだ。あの予言がまさか、現実になろうとは。



「あの予言が真ならば……こやつ、早々に始末せねばなるまいぞ」



老人は忌々しげに、依然として羊皮紙の上で煌々と紅い光を放っている文字を睨み付けた。





「Utugi Ren」という文字を。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ