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第4話:琴波さん、一大事ですっ!
「琴波さん、一大事ですっ!」
「なんですか!?」
「増えました!」
「何が!?」
「一人です!」
「…………」
琴波がじっと先生を見る。
「『理系作家』のブックマークが、一人増えました!」
「……ああ!」
「五十一人です!」
先生は満面の笑みでスマートフォンを掲げた。
「第一話を書いたときは、五十人でしたっけ?」
「はい!」
「よかったじゃないですか」
「はいっ!」
先生は嬉しそうに何度も頷いた。
「しかも、ポイントも増えてるんですよ!」
「それは何よりです」
「もしかしたら、『ブックマークのお礼です』を読んで、本編まで読みに来てくれた人かもしれません!」
「それは分かりませんけどね」
「夢くらい見させてくださいよ!」
「はいはい」
「……琴波さん」
「なんですか?」
「この会話、閑話にしていいですか?」
「もう書く気満々じゃないですか」
「タイトルも決めました!」
「なんです?」
「『琴波さん、一大事ですっ!』」
「今の第一声そのまんまじゃないですか!」




