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永遠の誓いー8150万回目の輪廻転生ー  作者: デァラ
第3章 狂ったお茶会にようこそ
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金色の泉の女神

カルデァル国に伝わる不思議な

〝何でも願いが叶う金色に輝く湖〟

金色に輝く不思議な湖の他に花々が咲き誇り一つの庭園みたいな場所


その泉は元々カルデァル国で出来たものではない だから 泉を必要とし願いがあるもの そして

〝ある事に必要な人達〟を集める為

泉は場所を移り女神は姿をあらわす まるで獲物を定めるかの様に……


「ハァッ…ハァッ……ッ………もうやだ……だれか…だれか…私の存在を認めて…私だけを見て…よ……強さが欲しい…認めないなら…いらない あいつらこそ…いらないのよ」

森の中をがむしゃらに走りながら いつしか綺麗な花々が咲き誇る場所にたどり着き 涙をこぼしたままその場に座り込む


━━その願い叶えてあげましょうか?スノードロップの国の小さな赤いお姫様━━


どこからともなく優しい甘い声が聞こえてくる

声がする方を見ると そこには金色に輝く小さな泉が見えてくり

声に導かれる様にふらっと立ち上がり ゆっくりと泉に近づいていく


━裁きの女神 如月 レナ 今は〝そんな名前〟なのね?さぁ…願いを言って?私が叶えてあげるわ━


「願いを……??願いを言えば……私はお母さんに存在を認めてもらえるの…?」

存在を認めて貰えたら 道具としてでも見てもらえる けど それは〝本当の願い〟??

いや 違う…私は…………


━違うでしょ?貴方の願いは 本当の欲は何??さぁ 泉に向かって叫ぶ様にいうの そうしたら 私も出てこれて 貴方の真の願いを叶えてあげる━


優しい甘い声が脳を頭の中を支配する

私の…私の…本当の願い……欲は…………


「………私を…私だけを見て???私以外を見るなら 私の存在を否定するなら……それをねじ伏せる力が欲しい そう 弱い自分はいらない自分はいらない!!!今から 私は〝強い自分に生まれ変わって 存在を認められたいの!!〟誰でも良い!叶えてよ!!!」

叫びながら今までのことを思い出し悲痛な声をあげる

すると金色の泉が少し光り出し瞬く間に眩しいぐらい光り思わず目を瞑る

優しい甘い声がどこか少し冷たい声に変わったがハッキリと聞こえてくる


「…ふふ♪いいわ 叶えてあげる この私 〝創造堕女神 カナリア・レヴィ〟がね?」

光がおさまり目を開けると 黒いリボンの髪飾りをつけた金色の長い髪 光がささない濁った冷たい金色の瞳 黒いドレスを着た女性がニコと笑い泉の上に立っている


「創造堕女神……??……聞いたことない名前………」

〝創造女神〟なら聞いたことがあった

綺麗な金色の優しげな瞳の持ち主 今いる目の前の人とは真逆なはず……それに 創造女神は〝大罪〟を犯し姿を消した……そう書物に書かれていた それに闇のオーラがとても強い

本当に 私は…この人に……


不安げな顔になり ジッとカナリアを見つめる

カナリアは視線に気づき そばに近寄り レナの頰を優しく手で突っ込むように掴み

「貴方は 本来は強いの あの両親が邪魔だから 貴方の側にいる人は全員邪魔だから 力が出せないの ……ねぇ ケシテシマイショウ??

存在を認められるのは 誰だって良いでしょ?

なら 今まで 貴方を認めなかった人全員消して 生まれ変わりましょ??……私は貴方を認めてあげる …」


甘い声と認めてくれた 優しい笑み 私が映る金色の瞳

あぁ…あぁ…………この人の言う通りにすれば私の満たされない気持ちは満たされる

「なら…叶えてよ ぜんぶ 全部 消してやる だから だから 力を…力を!!!」

大声で叫ぶとグラッと身体が傾く そのまま泉の前に

倒れていく私をカナリアは頭を撫でて膝のうえへと眠らせ


「裁きの女神 ┈┈┈┈┈…願いを叶えてあげるわ さぁ 目覚めた貴方は生まれ変わるわ 強き力を持ち 己を解放しなさい」

優しい優しい声は聞き取りにくいところもあったが 最後にその言葉が聞こえプツリと意識が

闇へと堕ちていく……


眠りに落ちたレナを見てカナリアは笑っていた

「何度〝やり直し〟ても 結局は変わらないわね??ふふ……ねぇ 〝貴方達〟は変わらなくていいの だって とーても 面白いですし 私は〝あの願い〟を叶えたら良いの お前たちが幸せになれるなんて思うな 永遠と苦しみ続けろ あははははははは!!!無様ね!!! けど いいんじゃないの?早く 〝ゲーム〟の参加者を揃えないとね?」


眠るレナにはなにも聞こえない ただただ眠る身体に新しい力が作られていく

レナはただ 自分を見て欲しかった ただそれだけだったのに 目がさめる時 自分の考えとは違う光景を目にすることになるのだろう

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