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永遠の誓いー8150万回目の輪廻転生ー  作者: デァラ
第3章 狂ったお茶会にようこそ
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自分を見て欲しかった裁きの女神

めっちゃ久しぶりに投稿します

私はね〝自分を見て欲しかった〟

ただそれだけだったの

そしてね 〝アリス〟は覚えてないの

私はずっとこの空間でずっと眠っているの

融合するその時まで……

悲しい顔をしながら招き入れた3人にポツリポツリと話を始めた



何百年も前の話

スノードロップという水と風を司る神と女神の夫婦が治める国がありました

この国は黒い髪 青い瞳の持ち主が上位ランクになる国

神と女神の間に2人の子供が生まれました

1人は男の子で青と黒が混じった髪色 青 赤瞳を持ったオッドアイの子 〝ユウト〟

1人は女の子で赤と黒が混じった髪色 赤 青瞳を持ったオッドアイの子 〝レナ〟


「……〝失敗作〟には私は興味ないのよ 赤が混じった忌々しい子 私の子供(道具)はユウトだけで良いわ ユウトは赤より青が多い オッドアイは強い子の証拠」

奏は自分が生んだのにもかかわらず子供は道具と考え青より赤が多いレナは失敗作と決めつけ

いない存在として扱っていた

夫である弓人は妻には逆らえず目を逸らし続け


必然的にレナは1人になってしまった

けれど


「レナー!お兄ちゃんはずっと一緒にいるからな?大丈夫 お兄ちゃんは1人にしないからな?」

優しい兄は自分を見てくれた

「うん!お兄ちゃん レナはお兄ちゃんがいるから寂しくないよ?だって お兄ちゃんはずっと一緒にいてくれるもん!!」

そう 兄だけは必ず 側にいてくれると約束したから 母親と父親が自分を見てくれなくても

平気なはずだった

だから 辛くない 寂しくない


〝お兄ちゃんはママとパパに愛されていてずるいな〟


そんな事思う資格もないのに

胸の中で暴れ出してしまう

私の気持ちがわかるわけない ずっと一緒? 1人にしない?ならなんでこんなに苦しくて苦しくて泣きたいほど胸が痛いの??

赤が強めで産まれた私は〝失敗作〟?

青が強めで産まれたお兄ちゃんは〝道具〟?

失敗作じゃなければ見てくれた?愛してくれた??道具なら見てくれた?見てくれるだけでも良いの……いないもの扱いしないで

お兄ちゃん 私…私ね??


〝足りないの 満たされないの 全てが〟


そんな毎日を過ごしていた

この日常は変わらないって思っていたけど

唐突に変わってしまった それはあの日から


「〝エクスプローション・フレイム〟」

小さな火の玉を作り出し的に命中するように操り 能力の練習をしていた

少しでも 何か 良いことを強くなれば自分を見てくれる そう信じて

何発かはど真ん中に命中し 少し休憩していると


「レナ 今日も能力練習か?頑張っているな!!」

扉が開く音が聞こえ 声がする方を見るとユウトが笑みを浮かべながら近づいてくる


「……!お兄ちゃん♪うん!練習だよ!まだ炎しか使えないから…お兄ちゃんは凄い能力使えるから羨ましいよ」

まだ 能力がうまく使えず一つしか開花してないレナに対しユウトは風と無効という能力が使える

努力してもうまく出来ない妹 元からの才能で更に開花する兄

ここでも2人には優劣がつけられていた


「お兄ちゃんはレナを応援しているからな!!だから……」

最後まで言い終わる前にカツカツとヒールを鳴らす音が聞こえ2人の話を遮る様にバタン!と大きな音を立てて扉が開く

開かれた扉の先には無表情のままユウトだけをみている奏の姿が見えてくる


「何をしているの ユウト 今日は大切な用事があると言ったわよね 早く行きなさい」


アリスの方をチラッと見てまるでゴミを見るかのような表情になり


「そいつに構うのはやめなさい 貴方は〝いる子供(道具)そいつは〝価値がない子供ゴミ〟……さっさと消えてしまえばいいのに さぁ 悠人来なさい 今日は貴方の婚約者との話し合いよ 〝色使いの妖の歴代最強の女〟必ず手に入れるわよ」

グイッとユウトの手を掴み引っ張るように歩き出す


「待ってください!!レナ!!必ずすぐに戻るから!!」

後ろを見ながら引きずられるように行きながら

レナの表情を見ようとするが見ることが出来ず扉が閉められてしまう


扉が閉められると

ポタ…ポタ………涙が床に落ちる音が聞こえてくる

その場から動かず 声も出さずに静かに涙を零す


「…強くなれば……優秀になれば…見てくれるって…信じていたのに…………ッ……!!!

なんで どうして 髪色と目色で差別されないと…いけないの………??あ……あ……ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


絶叫に近い叫び声をあげながらがむしゃらに走るように部屋から居場所から走り出していく


だれか私を見て 私の存在を認めて

心の中がそれだけの感情に支配されていく

ただわけもわからず走っていく中レナはいつしか見たことない森へと 導かれるように


──その森には言い伝えがあった 〝何でも願いを叶えてくれる金色の泉〟がある ただし………〝対価〟も必要 そして 女神が考えたある事にも参加しないといけない──

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