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永遠の誓いー8150万回目の輪廻転生ー  作者: デァラ
第3章 狂ったお茶会にようこそ
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トラウマ

こちらに向かってくる二人を見ながらため息をつき軽く舌打ちをしながら

「悪趣味なこと 燐は下がっていて 悠人 私は音色の相手をする だから片方頼んだわよ」

「任せとけ!厄介な能力だろうが 〝俺には関係ない〟」

アリアの指示に従い 燐は後ろに下がり 悠人は元気よく返事をし悪巧みする様な表情を浮かべアリスの元へ行く


二人の行動を見て腕を上にあげ

【闇の裁きよ 我に力を与えよ ダーク・スピア】

瞬時に呪文を唱え槍を取り出すとイラついた表情のまま手に取り音色に向かっていく


「あ!アリア様〜♪アリア様ならこちらに来てくれると思いましたよ だけど私の〝能力〟忘れてませんよね?」

杖を手にしたまま瞳を淡く光らせニコーと微笑みながらアリアの出方を見ている


「…悪趣味な能力は前に見たわね お前はあの時は純粋だったはずなのに何がそんなにお前を変えた?」

昔を思い出す様に一瞬だけ悲しい瞳をしてすぐに戻り音色を睨みつけ槍を猛スピードで急所を貫こうと前に突き出す


「あぁ アリア様 貴女様はあの時と変わったかと思いましたが何も〝変わってないのですね〟 私はある人に出会い…自分に正直に生きる事に決めたのですよ!!」

ヒラリと軽やかに避けケタケタ笑い出す

目の前にいるこの方は姿は真っ黒なのにひどく純粋だ 何にも変わっていない

数年前出会った時と何一つ変わっていない

知っていますか?あの時から私は綺麗な物が好きだった 醜く老いる姿を見たくなかった

姿が綺麗でも心が汚い人ばかり

だから 〝閉まっておきたかった 綺麗なまま〟

どうすればいいか悩んだ 悩んで悩んで苦しくなったその時にあの方にあった 黒く冷たい瞳をした〝女神〟に


『自分に正直になりなさい?さぁ?貴方の…願いは…なーに…??』

人とは思えない冷たい笑みと酷く甘い囁きに思わず願った

〝綺麗な物 人を永遠に見続けたい〟って

すると その人はこのやり方を教えてくれた

最初はたしかに抵抗がありましたけど 人形にする前に見せるあの酷く命乞いをする顔と声に徐々に〝興奮と楽しさ〟を覚えた

さぁさぁ!もっと悲鳴を!命ある限り聞かせてくださいよ!!あー…綺麗な人は…


サケビゴエモキレイデスネ?


「…ッチ!悪趣味…!私は…変わったわよ!あの時と!!」

距離を開けずに次々と槍で突くように音色に攻撃を仕掛けていくが中々当たらず息が上がってきたかのような息遣いに変わっていく


「ふふ〜♪アリア様 アリア様 貴方はとてもとても美しい人…人形になっても綺麗なはずだから…大人しくしてください♪」

息が上がってきたアリアを見てニタァと笑い気づかれないように杖を床にトンとつき

【解き放て 縛れ ベジテーシャル・チェイン】

呟くようにいうとアリアの足元から植物の蔦が生えてきて身体をキツく縛り上げてくる


「…っ!!カハ…!!ハァ…ハァ…」

体をキツく縛られ蔦が首まできて息ができないように締め上げてきて息が苦しくなり蔦を切ろうと槍を動かそうとすると


【思い出せ 記憶に眠る思い出したくない記憶を…トラウマよ 甦れ】

素早く笑みを浮かべたままアリアの顔に自分の顔を近づけ瞳を見つめる

「しま……っ……」

目を閉じようにも反応が遅れ音色の瞳を見てしまい〝特殊能力にかかってしまう〟


「アリア様のトラウマはなんでしょうね?それはそれは辛く悲しいものなんでしょうね?さぁ 叫び声を泣く顔を見せてくださいよ♪」

ボーとした瞳になったアリアを今かと今かと楽しみに見始める

音色がアリアに仕掛けた能力 それは〝トラウマ〟

思い出したくない記憶を引きずり出し精神を崩壊をする作用がある まるで今目の前で思い出したない記憶がフラッシュバックするかのように…

カタカタとアリアの体が震えるように動き出す真っ黒な瞳には涙が浮かび次の瞬間絶叫が響き渡る


「ぁ……ぁ………いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!ぁぁぁぁぁぁ!ごめんない!ごめんなさい!!助けれなくて…!いやだ!いやだ!!死なないで!!私を一人にしないでぇぇぇぇぇ!!!」

泣き叫びながら黒い姿は白い妖の姿に変わっていき必死に手を伸ばし始める

まるで誰かを助けようと必死になりながら

一瞬で蔦を破壊し暴れるように動き出す

白に変わった姿は徐々に赤い瞳に変わり深く絶望した泣き顔になる


「アハ…アハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!アリア様!アリア様!!とてもとても綺麗ですわ!!やはり私の目に狂いはなかったです!!さぁ もう辛い事は忘れましょう?」

スッとアリアに優しい笑みを浮かべ手を差し伸べる

トラウマを見ているアリアには音色には見えずに誰か別の人に見えているかのようにゆっくりと手を伸ばす


「…かあ…様……居なくなら……」

手をとろうとしたその時 二人の間に一本の刀が飛んでくる

瞬時にアリアは少し正気を戻したように泣きながら音色から距離を開ける


「…あらー?綺麗なお嬢さん 邪魔する気ですか??」

投げられた刀をヒラリと避けながら投げられた方向を見ると燐が立っている


「…これ以上…アリアを……泣かせないで……アリアは…私が…守ります……」

アリアの心の声も聞こえていたのか今の光景に胸を痛めた表情で静かに涙を零しながら

アリアの前に立ちはだかる


何も出来ない私だけどアリアを守りたい

悲痛な叫びが悲しい声が胸に響いてくる

私はアリアに沢山助けられた

アリアの笑顔が大好きだから……

「ここから…先は…私が相手です……」

投げた刀を手元に戻しチャキと音を鳴らしクルクルと回し音色に向かって刀を構えた

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