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ep.045 am01:57 北海道札幌市中央区 ニュークラブCoCo

am01:57 北海道札幌市中央区 ニュークラブCoCo


「福知恵美・・・。ああ、ユウちゃんですね。実はユウちゃんなんですが・・・」

マネージャーは口ごもる。

陣悟郎はギロリとマネージャーを睨み、

「ユウちゃんがどうかしたのかの?」

マネージャーは額に汗をかきながら、

「き、今日はお休みを頂いておりまして・・・」

どこか少し虚ろだ。

刹那、マネージャーの後ろから、少しぽっちゃりした胸の大きく開いたドレスを着たホステスがわざとらしく、

「違うよ、マネージャー。ユウちゃんは、今日、アイミちゃんとマナちゃんとお船でバニーガールって言ってなかったっけ?」

マネージャーは、ぽっちゃりしたホステスを睨みつける。

どうやら、ややこしい話らしい。

陣悟郎は右眉を吊り上げ、

「ほぅ、お船でバニーガールね。面白い話だ。お前、ちょっとこっち来い」

破顔すると、ぽっちゃりしたホステスを手招いた。

陣悟郎の前にホステスが来ると、いつ取り出したのか数枚の一万円札をホステスの胸の谷間に突っ込む。

手を懐に戻す際に、怪しくホステスの胸を揉むのは住職ならではのご愛嬌だ。

「お前、いい()だね。名前は?」

「ナオ」

ナオは明るく笑って答える。

陣悟郎は目を細め、

「ナオか・・・。今度、同伴してやんな。寿司でも食いに行こうや。情報ありがとよ。帰るまでに、連絡先書いた名刺くれや」

「ほんとー?ウチ、すっごく嬉しい。ご住職、ありがとうございます」

ナオは深々と頭を下げながら、礼を述べた。

勿論、陣悟郎がその場から立ち去るナオの尻を触ったのは、言うまでもない。

「説明してもらおうか?何故、嘘をついた?」

陣悟郎の口調は優しいが、視線は冷たい。

「あ、いや・・・。そのぉ・・・」

ずっと黙ったまま冷静にその場を見ていた男装の皐月は、陣悟郎の横に座ると脚を組む。

凄みのある声で、

「立場上休みとしか言えないんだよな?なぁ、マネージャーさん。真相話してはもらえないか?」

皐月はスーツの胸ポケットから警察身分証を取り出し、チラリとマネージャーに見せた。

マネージャーの顔色が更に青くなったのは、言うまでもない。

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