テクノロジーとの戦い
物語としておかしくなっているのを感じたため雪梛が話をして香澄がてんちょうに確認をとるようだ。
「まあちょっと強いって感じかな。そういう貴方も強そうだね。私の名前は雪梛。こっちは香澄。貴方の名前を聞いてもいいかな?」
「これはご丁寧にありがとうございます。私の名前は綺雪と言います。もしよろしければ戦いませんか?」
「それはもちろんいいよ。でもちょっと待っててね」
そういうと雪梛は香澄に確認をとった。
てんちょうからの話を要約するとどうやら想定以上に弱かったから構成し直したらしい。
まああれでは殲滅編の二の舞だったため今回はよしとしよう。
「待たせてごめんね。じゃあ戦おうか」
雪梛がそういうと綺雪は先ほどのキューブを投げた。
そしてフィールドが構築されると間合いをとって即座に戦闘を開始した。
今回はリボルバーを使用せずに魔力弾でいくようだ。
「随分と不思議な銃ですね」
対する綺雪はハンドガン程度のサイズの銃を二丁持っていた。
こちらの急所に容赦なくサイトを合わせて撃ってきているようだ。
立体的視認を使用して回避しながら実験的にシールドを配置した。
レーザーがシールドに触れると瞬時に砕けたようだ。
「なかなかの威力だね」
「レーザーを避けるなんてすごいですね」
綺雪は一度銃撃を終了して雪梛のでかたをみるようだ。
照準を合わせて雪梛は射撃を開始した。
シールドが展開されたが難なく破壊できたようだ。
そしてそのまま綺雪に弾丸が向かったがスレッスレで回避したようだ。
「ふゅー、やりますねぇ」
「せっかくだし魔法と呪文もいこうかな」
氷柱と雷を用意して魔力弾と共に撃ち始めた。
流石に余裕の回避はできないのか真剣な顔つきになりながら的確に回避している。
「魔法と呪文そして行動、どれをとっても格が違いますね。では私も少々上昇しましょうか」
足に装着しているブースターを起動させたようだ。
その瞬間に綺雪の行動速度が格段に速くなり回避しながら接近してきた。
近距離の銃撃戦は久しぶりすぎるのでとりあえず回避をするようだ。
綺雪からの近距離射撃を最小の動きで回避していき一手を考える。
綺雪は射撃を終了してどこからか刀を具現化させて斬りかかってきた。
いつもの戦闘スタイルなので対応が楽になった雪梛は試しにデスカウンターを発動した。
いつも通り攻撃をもらった瞬間に衝撃吸収をしてパワードライブに移行し、風魔法で勢いを調整して首を狙った。
そして刃が綺雪の首に触れた瞬間に綺雪の速度が急上昇してそのまま離脱された。
「なるほど。流石はテクノロジーといったやつだね」
「ものすごい速度ね。この機能が発動したのは仕事を始めてからでは初ですよ」
どうやら雪梛の刀を検知したブースターが強制回避行動を取らせたらしい。
見切り不可速度だったためかなりの速度が出せるようだ。
「じゃあこれは避けられるかな?」
そういうと光を混ぜ込んだ五属性を超高速回転させ始めた。
「私の感が言っています。これはまずいと」
「ご名答。さあ戻そうか」
上空に投げ上げて雪梛は待機している。
『リセット』
爆発音はなく光だけが広がる世界のなか綺雪は考えが浮かばずに直撃をもらった。
そうして光が止んだ時には瀕死のような綺雪がいた。
「流石にこれは性格が悪かったかな?」
「後日また、戦いたいですね」
そういうと綺雪は気絶したようだ。
リセットを喰らって死なないとはやはり強いらしい。
とりあえず空間が元に戻ったため雪梛たちは一応綺雪を回収してから家に向かった。
「とりあえずあの瀕死時の覚醒だったり見切りみたいなやつについての解説をしたほうがいいかな?」
くたばっている綺雪を寝かせて2人は前回の亜空間編の最終決戦の話しをしているようだ。
「そうね。読者もそっちの方はわかりやすいでしょうし久しぶりに貴方の解説が聞きたいわ」
「恋人の頼みとあっちゃ断れないね。じゃあ見切りみたいなやつについてからまずは話そうかな。とは言ってもあれは結構仕組み自体は簡単なものだと思うんだよね。あれの説明をするにはまずは未来思考の説明が必要なんだよね。未来思考の仕組みは脳内に相手を構成してその相手と現実の相手を合わせさせて初動を観察眼でみた瞬間に脳内構築した相手に対して見切りを発動。そうすることによって見切り不可が見切り可能になるというのが簡易的な説明だね。要はこれの簡易版だよ。相手に対して常に観察眼を発動してそれにより初動を把握。そして脳内に相手を構成せずに立体的視認を使用する。この立体的視認ではいつもよりも観察眼によって線がかなり絞られるんだよね。そしてその線から逃れられる最小限の動きをする。これがあの技の概要かな。見切りを使用できれば最効率になるってところがこの技の差異となるところだね。読みやすいように一旦改行しようか。
それと香澄が瀕死時に発生した覚醒についてだっけ?あれに関しては極限向上とちょっと話をしてみたんだけど詳しい話は分からなかったね。分からないというよりも完全にぼかされたね。他人相手にならまだしも自分相手にぼかしが通用すると思ったのかね。まあそこに関してはいいかな。とりあえず現状分かる範囲で話をしようか。あの覚醒自体は一種の覚醒状態であったことに間違いはないね。身体能力の向上や技量向上も見れたからね。まあ言ってしまえば私の潜在能力みたいなものだね。それこそ香澄の潜在能力でもある可能性もあるしそれか回転速度が急上昇して体のスペックに脳が対応してきたといった状態だったかもしれないね。あの状態の香澄の刀は非常に読みづらかった。どこからくるかがみないと分からない感じだね。雨がどの方向から降っているのか分からないようなものだよ。それに加えて速度の上昇。覚醒条件は瀕死状態だったのかそれとも別の何かがトリガーとして引かれたのか。まあいずれにしてもそこは分からなかったね。ちなみに私の考えでは身体のスペックに脳が追いついたというのが予想だよ。それについては…まあ今話そうか。どうせ時間はいっぱいあるだろうからね。私は前に確か言ったよね?香澄は私みたいに潜在能力を発揮して強くなっているのではなく自身の努力で強くなっていると。実際死の間際にそう言った力が今まで発現しなかったからね。要は亜空間編のデスカウンター完全習得によって色々な能力が強化されている中で脳の処理速度も大幅強化されたからあの覚醒が発生したのではないのかと予想したわけだよ。まあ今回はこのぐらいにしておこうか」
「なかなかに面白い話だったわ」
「何の話をしているのですか?」
ちょうど綺雪が起きたらしい。
「ああ起きたのね。あのまま放置しておくのはなんだから私たちの家に一旦運んだのよ」
「そうだったんですね。ありがとうございます」
「そしたらそろそろk」
「綺雪!」
どうやって入ってきたのか不法侵入者が現れたようだ。
どう言った要件かは分かるが一応冗談をやるようだ。
「不法侵入者だ。香澄しめといて」
「わかったわ」
香澄はそういうと瞬時に相手の背後に回った。
そして拘束するのかと思ったが流石にそこまでやると面倒なようだ。
「茶番はこのぐらいで終わりにしましょう。貴方は綺雪の友達かしら?」
急な対応の変化についていけないようだ。
「別に誘拐してきたわけじゃないよ」
「そうです。ごめんなさい心配をかけて。あとこの子が勝手に入ってきてすみません」
そういうと綺雪は立ち上がって腰を45度曲げた。
「いいよ。ところで貴方は誰?私は雪梛でそこにいるのが香澄だよ」
「これは大変失礼したな。私の名前はカルマだ。こいつとはタッグを組んでいる。それで何でそんなにボロボロなんだ?」
「私が瀕死まで持っていったからここで休憩してもらったんだよ」
「マジかよ!まさか綺雪に快勝する奴がいるなんて世界は広いな」
大層驚いていたようだ。
「まあ世界は広いと思えたほうがいいよ。一定レベルまでいくと急に狭くなるから」
心なしか雪梛の顔が呆れているように見える。
とりあえずカルマに少々説明をした後一旦解散して明日にまた会うようだ。
雪梛と香澄のみになったところでどうやらてんちょうを呼ぶようだ。
「おう、急に呼んでどないしたん?」
「いや要件はわかっているんじゃないの?」
かまかけで聞いてみるようだ。
「いや、前にも言ったが私は未来が見えるわけでもないし台本を作るタイプでもないんや。そういばこれは雪梛には直接的には言っていなかったな」
「そういえばそうだったね。じゃあ本題に入ろうか。何で綺雪が刀を使っているの?」
どうやら再構成の際に発生したバグのようなものを疑っているようだ。
「確かに今回の世界は銃撃編や。でもその質問は愚問ではないんか?一つの基礎では無く複数の基礎を取り揃えてこその強さや。現に雪梛やって色々な動きの基礎をもっとるやろ?それと同じよ」
「いや、それぐらいは分かるんだよ。これじゃあタイトル詐欺になるんじゃないのかっていう話をしているんだよ」
「その点については安心してくれ原初の時点からタイトルなんて飾りみたいな区分けみたいなもんやろ」
気になっていた点が解消されたのかそれ以上は聞いてこないようだ。
雪梛はとりあえずてんちょうを追い出してさっさと寝るようだ。
亜空間の中にてんちょうをぶち込んで準備を済ませて布団に入ると即座に寝たようだ。
「相変わらずこの子寝る速度が早いわね」
そうして香澄も寝た。
あら、今乱入したのに何で入れないのかしら?
悪いな詩奈。何か初手から入れるとめちゃくちゃになりそうやから書き直させてもらったわ。
あらそうだったのね。じゃあまた今度呼んでちょうだい。いい加減暇なのよ更新されないから。
おう、雪梛にやってもらうよう言っておくわ。
こんにちは雪梛です。
いよいよ近未来てきな世界に来て描写を考えるのが楽しい感じです。
時代が後退する時はあっても進むと結構技術が難しいですね。
まあきっと雪梛が全部解説してくれるでしょう(適当)
ではまた次回お会いしましょう!




