技術レベルの進んだ世界
「いつも通りの出口だね」
外に出ると街の中にいたようだ。
建物の外装や道を見てみるに原初とかよりも技術レベルが高いようだ。
「とりあえず毎度恒例の自宅捜索に行こうかしら?」
「その必要はないわー」
どうやら今回は展開が早くて楽ができそうだ。
「私たちを知っているということは作者関係者かな?」
「その通りよー。また間延びキャラが来たとか思わないでほしいわねー」
「とりあえず名前を聞いてもいいかしら?私は香澄でこの子は雪梛よ」
「私は綺雪ですー。この世界の作者をてんちょうからお願いされているわー」
観察眼で見たところ強さがよく見えないようだ。
ということは身体的な何かではなく外部的要因に依存している可能性が高い。
「そしたらこの世界の概要について聞いてもいいかな?もちろん私たちは何も知らないからね」
「いいわよー。そしたらあそこにまずいきましょうかー」
親指で後ろを刺すとそこにはカフェがあった。
その瞬間に嫌な予感がよぎったが気にせずいくようだ。
そうして席について飲み物を注文すると綺雪が話し始めた。
「じゃあこの世界について貴方たちの原初と少々比較も交えて話していくわねー。まずはこの世界の仕組みねー。技術レベルは一段程度上で他は銃が主体となっているわー。まあ銃といっても貴方たちの知っているものとは違うのだけれどもねー。とりあえずそこは置いておくわー。治安などはいい方でまあ原初と変わらないわねー。だから防衛団もあるわよー。とりあえずこのぐらいでいいかしらー?」
気になることを言ってきたからつっこもうとしたらタイミングよく飲み物がきたようだ。
お礼を言って飲み物をもらうと聞くようだ。
「この世界にも防衛団があると言ったわね。それは私たちの知っている防衛団かしら?」
「その通りよー。あれ、てんちょうから聞いていないのかしらー?」
「まあそこはいいかな。それよりも綺雪の武器を見せてくれるかな?」
少し考える動作をしたが綺雪は了承してくれるようだ。
「もちろんいいわよー。でもここはカフェだから出てからでいいかしらー?」
「もちろんいいよ。あとそういえばこの世界で刀持っているのは大丈夫なのかな?」
一応大切ではないが聞いておくようだ。
「問題ないわー。原初でも銃の所持や使用は認められていたでしょうー?」
そんなこんなで三人は適当な会話をしてから店をでた。
「またいつもの開けた土地にでもいくの?」
お決まりだが一応聞いてみたようだ。
「いいえー?ちょっと浮遊感ありますよー」
そう言って急に四角いキューブのようなものを上に投げると急に何もない空間が広がった。
「これは…すごい技術ね。もしかしてあの中に何重にも織り込んだ空間を作成していたのかしら?」
「流石の理解力ねー。まあ厳密にいえばあの中に条件作動式魔力で作られた擬似的空間を何重にも織り込んでそれを投げた瞬間に一時的に付近の空間内の魔力を無に変えてから展開するというものねー」
それに関しては今度解析が必要のようだ。
とりあえずそのことは置いておいて綺雪が出した銃の注目するようだ。
「これがその銃よー。貴方たちの知っている機械式のものとは違ってこっち独自のエネルギーを使用した銃よー。構造としてはこちらのタンクみたいなやつに物質変形型エネルギーを入れてトリガーを引いた瞬間に銃口にエネルギーが装填されるわー。そしてその直後に電磁波で誘導されてレーザー光線が発射されるって感じよー。詳しい仕組みはわからないけど大体はこれぐらいの内容しか知らないわねー」
少々その銃を借りて一発撃ったり簡易的に観察眼や立体的視認をかけてみたようだ。
「なるほどね。確かに構造はほとんどわかったよ。じゃあちょっと戦闘しようか。そっちもそのつもりで展開したんでしょ?」
「ええそうよー。じゃあ…やるぞ」
いつも通り雰囲気が激変して雪梛が銃を返却すると同時に間合いをとった。
「本気でいいぞ。こっちもテクノロジー全開でいくから」
「もとよりそのつもりだよ。戦いで手を抜くのは相手に対して失礼だからね」
その瞬間に立体的視認を発動して身体を射線から逸らした。
するとその場所にレーザーがはしっていた。
今回はあえて刀ではなくハンドガンを取り出して一発撃ってみた。
しかし予想通り謎のシールド的なやつで弾かれてしまった。
今度は試しに銃弾に魔力を乗せたようだ。
しかしまた弾かれてしまった。
「旧式の銃では届かないぞ?」
「さて、それはどうかな」
今度は亜空間を開いて中から別の銃を取り出したようだ。
どうやらリボルバーのようだ。
手早く装填すると今度は弾の代わりに魔力が飛んでいった。
そして着弾したかと思うとシールドにヒビが入っていた。
「魔力装填式の銃?聞いたことないぞ」
「そりゃそうだよ。だって私がチューニングしたんだから」
何発かレーザー弾を回避しながらシールドを確実に破壊して綺雪の肩に撃った。
魔力は技術としてしか発達していないのか呆気なく当たってしまう。
まあデスカウンターによって大幅強化された魔力弾だから無理もないのだがな。
「こっちは攻撃系の魔力はないんだよ」
文句を言いながらも足についていた機動装置みたいなのを動かし始めて急接近してきた。
しかし未来思考によって見切りが発動した。
「なに!?」
「速いけど単調すぎだよ」
すれ違いざまに今度は反対側の肩をぶち抜く。
身体能力に依存していないため速度は落ちないようだ。
しかしあたらしい世界の相手はまたも弱かったようだ。
違和感を感じながらもとりあえず心臓と頭をシールドの反射を使用して破壊。
そうすると綺雪が死んだ状態で街に戻ってしまった。
通行人に絶句されてしまったがとりあえず綺雪を担いでその場を離脱しようとした。
その瞬間に綺雪が消えて変わりと言わんばかりに別の人が声をかけてきた。
「貴方、なかなか強そうですね」
こんにちは雪梛です。
最初から雲行きがめちゃめちゃに怪しいですが大丈夫でしょうか…
完全アドリブなので私も展開がわからないという感じです。
まあ久しぶりに街の方に出てきたのでどうとでもなるのではないでしょうかというかなってくれないと困りますね。
ではまた次回お会いしましょう!




