幼女、宿屋で③
私とお姉ちゃん、メリザさんとローザさんと部屋で夕食まで時間を潰す事にした。
この世界、何とカードゲームのトランプがあるのだ。
まず私達はトランプで神経衰弱をする事にした。
そして結果は私の圧勝だった。
「アリエッタちゃん、神経衰弱強すぎだわ、一回出たカードは全てアリエッタちゃんが持って行ってしまうもの、私とメリザじゃ歯が立たないわ、違うゲームにしましょう」
そう、私はこのメンバーの中で抜群の記憶力を持っていたので、一回出たカードは全て記憶出来てしまっていたのだ。
だからはっきり言って、お姉ちゃんもメリザさんもローザさんも相手にならなかった。
「今度はババ抜きにしましょう」
と、ローザさんが言ったため、今度はババ抜きをする事になった。
そしてしばらくババ抜きをやっていると。
「あー、また私がババを引いてしまったわ、運が悪いわね」
と、ローザさん。
運の悪さもあるが、ローザさんが表情とかわかりやすすぎるので、今度はローザさんが結構負けてしまった。
そんなトランプをやって時間を潰していたら、あっという間に時間は過ぎ、もう夕食の時間に近づいたので、私とお姉ちゃん2人で、メリザさんとローザさん2人で交互にお風呂に入って夕食を待った。
そしてしばらくして運ばれて来た夕食は、私とお姉ちゃんが見た事もない豪華な夕食だった。
お肉のかたまりが沢山種類があったり、スープは具が沢山入っていて、牛乳でも入れてあるかの様な白いものだった。
「どうぞごゆっくり」
夕食を運んで来た女中さんは、そう言うと部屋を出て行った。
「さすが豪華で有名な、宿屋「ソレイユ」ね、食事が豪華だわ、さあみんな、いただきましょう」
と、ローザさんは食事が食べたくて待ちきれない様に言った。
そしてそう言って最初にローザさんが食事を食べた。
「うーん、この大きなお肉、美味しいわ、噛むと口の中で肉汁が溢れるわ、早くみんなも食べて見てちょうだい」
そして私達もローザさんの後に続き、お肉にかぶりついた。
「本当に噛むと口の中で肉汁が溢れる、美味しいわね、アリエッタ」
「そうねお姉ちゃん、こんな美味しいお肉、初めて食べましたわ、美味しい」
美味しいお肉に続き、美味しいスープも楽しんだ私達は、運ばれて来た料理に満足して空にして、後はもう寝るだけとなった。
「さあ寝ましょう、プリフィちゃん、アリエッタちゃん、私とメリザが交代しながら辺りの気配を探っているから、安心して寝てね」
「ありがとうございますローザさん、メリザさん、それじゃあお言葉に甘えておやすみなさい、アリエッタも寝ましょ?」
「うん、お姉ちゃん、寝ましょう」
こうして私達一行は、宿屋ソレイユで一晩を過ごして行くのだった。




