幼女、宿屋で②
宿屋ソレイユに泊まる事になった私達一行は、昼食を楽しんだ後、宿の部屋でゆっくりと過ごした。
「お姉ちゃん、私ちょっと眠くなってしまいましたわ」
「アリエッタも?私もちょっと眠くなって来てしまったわ」
プリフィとアリエッタに昼食を食べると眠くなってしまう現象が起きた。
「少しお昼寝しましょうアリエッタ」
「そうですわね、お姉ちゃん」
今の時間はお昼時をちょっと過ぎたあたりなのだが、プリフィとアリエッタは眠ってしまった。
「プリフィちゃんとアリエッタちゃん、寝ちゃったわね、お昼ごはんを食べると眠くなっちゃうから仕方ないわね」
プリフィとアリエッタが眠ってしまってからしばらくして、ローザがメリザに言った。
「そうね、ローザ、私もちょっと眠くなってしまったけど、プリフィちゃんとアリエッタちゃんが狙われてるから、起きていて警戒しなきゃね」
メリザはプリフィとアリエッタが狙われている事をわかっているから、どうやらお昼寝をせずに、辺りを警戒してくれるようだった。
「それにしてもプリフィちゃんとアリエッタちゃん、可愛い寝顔ね、2人とも姉妹だからよく似ているわ」
ローザは眠っているプリフィとアリエッタを見てメリザに言った。
プリフィちゃんとアリエッタちゃん、こんなに幼いのに冒険者ランクがもうCランクだなんて凄いわよね」
「そうねローザ、私とローザは冒険者になったのは12才でCランクになるのに8年もかかったって言うのにね」
「メリザ、プリフィちゃんとアリエッタちゃんはCランクになるまで半年も掛からなかっただって、考えられないスピードよね」
「そうねローザ、この2人ならすぐにAランクになるわよ」
メリザとローザはプリフィとアリエッタのスピード出世に息を巻いた。
「プリフィちゃん、こんなに小さいのにオーガロードと差し合って、負けて無かったわね、プリフィちゃんは怪獣よ、それにアリエッタちゃんの魔法も見た事のないものばかりで凄かったわ、野党を固めた『バードストライクズ』なんて、野鳥を使ってまるで伝説の魔物使いさながらよ?」
「ローザ、この2人は明らかに今までの冒険者とは、格と言うか次元が違うわ、だから悲しい事に狙われるんだわ」
「そうねメリザ、私達『夜明けのいざよい』と『年明けの同胞』で何としてもまもらないとね」
「うーん、むにゃむにゃ」
メリザとローザが話しをしている内に、プリフィが起きた。
「うーん、よく寝たわ」
そしてしばらくしてアリエッタも起きた。
「メリザさんローザさん、ありがとうございます、おかげでゆっくりとお昼寝出来ました」
「ありがとうございますわ、メリザさん、ローザさん」
「どう致しまして、これでも護衛だから当然よ」




