幼女、悪魔の依頼④
次の日、私とお姉ちゃんは早く起きてギルドに8時半に向かった。
まだ少し早かったのだろう、『夜明けのいざよい』と『年明けの同胞』はまだ居なかった。
私とお姉ちゃんは集合時間の待ち合わせの9時まで、テーブルに座ってジュースを飲んで待つ事にした。
そして20分ぐらい経った頃だろうか、まずは『夜明けのいざよい』のメンバーが来て、私とお姉ちゃんを発見する。
「おはようございます、ガイアさん、ほかのみなさん」
「おはよう、プリフィちゃん、アリエッタちゃん、本当に来たんだね、来なかったら置いて行くつもりだったのだけれど」
お姉ちゃんが『夜明けのいざよい』のリーダーのガイアさんと他のメンバーに挨拶をすると、ガイアさんがちょっとだけ困った様に「本当に来たのか」と言って来た。
恐らくガイアさんとしては、お荷物であろう私とお姉ちゃんに、本当は来ない方が良かったと思っているのかも知れない。
「今日は1日森に泊まって、それから森の奥に進んで、オーガを見つけ、オーガを見つけ次第討伐する」
なんと、1日森に宿泊しなくてはいけないらしい、私は少しだけ甘く見ていたが、確かに、私とお姉ちゃんが森に行った時は物凄い奥の方で禍々しい反応があった。
だから結構森の奥に行かないと、オーガには出くわす事は無かったが、オーガに会うのに1日野宿しなくてはいけないとは思っていなかった。
しばらくして今度は『年明けの同胞』のメンバーがギルドにやって来た。
「おはようございます、ケインさん、それと他のみなさん」
「おはよう、プリフィちゃんアリエッタちゃん、本当にオーガの討伐に参加するんだな」
お姉ちゃんは『年明けの同胞』のリーダーのケインさんと他のメンバーに挨拶をしたが、ケインさんは私とお姉ちゃんの姿を見ると、ちょっとだけあきれていた。
「それじゃあ9時になった事だし、出発するか、よろしくな『年明けの同胞』と『エンジェル』のプリフィちゃんとアリエッタちゃん」
「よろしくお願いします」
そう言ってギルドを出発し、私とお姉ちゃんは『夜明けのいざよい』と『年明けの同胞』の後ろにくっついていき、北の森へと向かった。
しばらく歩いていると、まずは『夜明けのいざよい』から、私とお姉ちゃんにメンバー紹介が始まった。
「プリフィちゃん、アリエッタちゃん、1番でかいこいつが、タンク役のメタってもんだ」
「よろしくな、プリフィちゃんとアリエッタちゃん、俺がメタってもんだ」
メタさんは、恐らく50代か60代で、身長は2mはあるだろう、とても大きく、クマみたいに見える。
「そしてこっちの2人は剣士のトサンとキサン、この2人は双子だ」
「よろしくねプリフィちゃん、アリエッタちゃん、僕がトサンだよ、そしてこっちがキサン」
「よろしくお願いします、トサンさん、キサンさん」
この2人は顔だけじゃなく、装備までも似ているが、右に剣を持った方がトサンさんで、左に剣を持った方がキサンさんらしかった。
この2人も年齢は50代か60代だろう、ベテランのオーラが見える。
「そして最後に女のメリザとローザ、2人とも魔法使いだ」
「私がメリザよ、そしてこっちがローザ、私達は後方支援よ、そしてプリフィちゃんとアリエッタちゃんもね」
「ローザよ、よろしくね」
「よろしくお願いします、メリザさんローザさん」
メリザさんはグラマラスな体型をしていて、歳の頃は30代前半に見えたがわからない。
そしてローザさんも30代前半に見える。
『夜明けのいざよい』のメンバーの中で、段違いに若く見えるメリザさんとローザさんだった。
そして今度は『年明けの同胞』のメンバーが紹介される。




