休日の学園
学園に行ってまずは月華達を高等部へ案内して、その後に空姫ちゃん達と一緒に中等部に行った。
人が誰もいない校舎ってこんなにも静かなところなんだ。前に屋上へ行った時は部活とかはあったけど今日は部活もみんなお休みなの。
「どこから探す?」
「テストで変な文字になった星音達のクラスから」
という事で教室に入ったけど、違和感なし。何も変わったところのない普通の教室。変わっているところをあげるなら人いないから静かでなんか寂しいってだけ。
「星音ちゃん、宿題に使う教科書ここにあったよ」
「えっ⁉︎忘れてた。ありがと、空姫ちゃん」
「どういたしまして。明日使うしそのまま机の中入れとくよ」
「うん」
宿題は休み入る前に蝶華に教えてもらってやっていたんだけど、教科書なくて探していたの。忘れたって思ってなかったから、カバンに入っているはずって。
結局見つかんなくて蝶華に教科書見せてもらいながら教えてもらったんだけど。
でも、見つかって良かった。
「この教室は違和感ないね。他の教室行く?」
「そうね」
******
教室には何もないみたい。
全部の教室回ったけど何もなかったの。
「……勉強する場所とかは?」
「保健室?職員室?」
「それは星音ちゃんだけだよ」
職員室に呼び出されて強制的に勉強とか親戚の保険室の先生に呼び出されて強制的に勉強とか。
それ以外の場所で勉強したといえば、この部活の部室と教室くらいだよ。(校舎限定)
他に勉強できる場所とかあるのかな。勉強するんだから静かで集中できるところ?
校舎内にある静かな場所といえば
「特別室!」
「図書室で勉強している人よく見かけるよ」
「行ってみましょう」
図書室で勉強するのかな?そもそも行ったのって数えられるくらいだから知らない。
でも、参考書とかありそうだからそれ見て勉強するのかな。
******
「誰かいる」
真っ黒い影のような人が椅子に座って机の上には大量の本が置かれている。
どんな本が置いてあるんだろう。
「お隣座っても良いですか?」
そう聞いたら影のような人はコクリと頷いた。
「いつもここにいるんですか?」
またコクリと頷く。
「なんの本読んでいるんですか?」
「星ノハジマリ」
「難しそう」
「難シクナイ。理解スレバ簡単」
「そうなんですか?それどんな内容か教えて欲しいです」
影のような人は本の内容を教えてくれたけど難しくて良く分からなかった。この世界の始まりとかそんな感じの内容。
「難しくて良く分からなかったです。すごいですね。こんなに難しい本を理解できるなんて」
「ボクガ変ダカラ。ミンナ言ッテイタ、テストモワケノワカラナイ事書クナッテ怒ラレタ」
「そうなの?私にはとても勉強熱心で色んな事をいっぱい知っているすごい人にしか見えないよ。あっ、私勉強苦手だから覚えられるまで教えてくれる?分からないって事をいっぱい聞いちゃうかもだけど、その本の内容とか他にもここに置いてある本の内容を知りたい」
理解するのに時間がかかっても少しずつなら覚える事ができるって蝶華との勉強で教わったから。だから、きっと分からないところは教えて貰えば理解できると思うんだ。




