お泊まり会
書斎で調査が終わって自由に本を読んで良いって言われたから気になっていた本を持ってきた。
「星音ってそういう本普段から読むのか?」
「ううん。本なんて読まないよ」
普段は本は読まない。だからこの書斎の鍵渡されて読めって言われてるんだけど。
それでも何も読まなかったんだよね。
「これ知ってる。昔の史実を書いた話らしいよ」
「史実?」
「本当にあった話なんだって」
本を読んでいたらいつの間にか夜になっていたの。
「星音、今日は終わり」
「もう少し読みたい」
「明日読めば良いだろ」
明日は明日読みたい本が見つかるかもしれないから、今日中に読みたいの。
「読み終わらないんだから明日にしろ」
「分かったよ。お片付けするから待って」
本を元の場所に戻してきてから月華と一緒に書斎を出た。
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「学園は明日からじゃないの?」
お泊まり会が終わって寮に戻って休みが今日までってなった時。蝶華達が学園に行くって言ったの。
「明日からだよ。でも、明日は授業が終わって人がいなくなった後しか活動できないから今日特別に許可もらった」
「制服着ないと?」
「着なくて良いよ。この前渡した服着て」
「分かった」
部活の時に来て欲しいって渡されたあの服を着てから共同スペースへ向かった。
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共同スペースにもうみんな来ている。みんなお揃いだけど少しだけ違う。
「服少し違う」
「一人一人に合うようにって特注で作っている服だから」
「だから違うんだ」
「うん」
「星音ちゃん、これ似合ってる?」
空姫ちゃんの服、なんて表現したら良いんだろう。
女の子はスカートで男の子はズボンで、女の子の方は可愛いで男の子の方はかっこいい。
でも、空姫ちゃんの服は半ズボンでかわかっこいい。多分これが一番良い表現だと思う。
「似合う」
「今回ペアどうする?」
「私星音ちゃんと紀蝶ちゃんと一緒が良い一グループ三人になるから女の子同士でグループ作りたい」
「空姫がいるなら安心か」
「蝶華月零の面倒見たくねぇから一緒に組もうぜ」
「月零とニマは初等部、星音達は中等部、僕と月華は高等部で良い?」
今回は中等部で起こったけど、本の記述によれば初等部や高等部でも起きているんだって。だから、その原因がどこにあるのか探すために広範囲で探す事になっているんだ。
今日は休日だから高等部と初等部もお休み。だから堂々と調べられる。
「確か高等部って校舎の場所が違うよね?どこだったか覚えてる?」
「普段いかねぇから忘れた」
「初等部は流石に覚えてるんだけど」
学園の敷地ってめちゃくちゃ広くて初中高って校舎が少し離れているの。
「寮長に聞く?」
「聞くか」
「星音達先言ってて」
「私高等部場所分かるよ。一応理事長の娘だから敷地内の地図は把握済み」
「「「「「「えっ⁉︎」」」」」」
全員ハモったんだけど。しかもめちゃくちゃびっくりしたって感じの顔で私の事見るの。
もしかして地図なんて知らないって思っているのかな。
「なんかちょっともやってする」




