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死霊術士は生き還る  作者: ク抹茶
小さな人形編
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  魔術と魔法

魔術と魔法について


 この世界の生き物の中には魔力とういものを扱うことが出来る者がいます。

 その魔力を使うことで何も無い空中に炎を出現させたりする事が出来ます。

 そしてその行為は大きく別けて二つの呼び方があります。

 一つは魔術。もう一つは魔法と言います。

 今回はその二つについて説明していきます。



魔術について


 魔力を操ることで火や水を出す際、自分の魔力で全てを賄った場合を魔術と言います。


 魔術は自分の魔力のみを使うので、呪文や詠唱という様なものは必要ありません。



魔法について


 魔法とは自身の魔力を使い『神』または『精霊』など、自分以上の存在に祈る事で起こす事象を言います。


 魔法には魔術と違って祈りを届けなければいけないので、詠唱が必要です。



魔術と魔法の違いについて


 魔術と魔法の違いについては根本的に魔力を使うことは同じですが、魔術は自身が、魔法は祈りを聞き入れた上位存在が行使することに違いがあります。


 また魔法を使う側の上位存在の場合は、自身の魔力のみを行使する為魔法ではなく魔術と呼びます。


 祈る際に用いる魔力は意思を伝える用である為、上位存在が行使する魔術には使われていません。


 ですが魔術の定義は時にあやふやになりがちです。


 何故かというと、魔法の中には対象の魔力を増強させるといった物もある為、その魔法の効果中に使った魔術は少なからず上位存在の力を借りている事になります。


 その場合は『魔法効果付き魔術』とういうふうに呼称が複雑になりますが、特にそう呼ぶ必要が無い場合は皆『魔術』と呼んでいます。



それぞれのメリット、デメリット


 魔術と魔法、どちらにも良い点悪い点は存在します。


 魔術については無詠唱で行使できるものの、魔法よりも魔力消費が激しいです。


 反対に魔法は詠唱が必要ですが、行使するのは上位存在の為魔力消費は少ないです。


 ですがこれに関しては状況に大きく左右されます。


 例えば魔術を行使する際に膨大な魔力を自身が保有しているのなら、強い魔法を使う為に長い呪文を唱えずとも高威力の魔術を詠唱無しですぐ使う事が出来ます。


 それ故に魔法を扱う上で必要な詠唱を減らすことも出来、且つ魔法と同等の威力を出すことも出来ます。


 それは単純に魔力が多いというのも関係ありますが、神である場合には信仰を深めたり、神自身に気に入られたりすれば魔法詠唱の短縮に繋がります。


 特異な存在として『神の使徒』というものがあり、その存在は魔法の無詠唱だけで無く、神自身と対話が出来る権利を有します。



 この様に状況によって魔術と魔法は優劣がつけ難いのです。


 それ故に魔法を使う者は魔術も並列して学んでいる事が多いです。


 ついでに言うと、魔術でも魔法でも発動した途端急に魔法陣が空中に現れるなんて事は意図しない限り有り得ません。


 ですが魔法陣はちゃんとあります。


 以上が魔術と魔法についてでした。


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