魔剣について
リヒトが読んでる本のうち、魔剣について書かれているところをまるっとコピペしたような感じです。
要するに、ストーリー性はほとんどない……
〜魔剣について〜
①魔剣とは
魔剣とは読んで字の如く、魔力を含んだ剣のことである。通常の剣にも多少の魔力は含まれているが、魔剣の魔力量は通常の剣よりも遥かに多く、また強度も高く、そして製造は困難である。
また魔剣にも二種類ある。
一つ目は剣などの武器に魔力を大量に込めたものだ。二つ目は、大量の魔力を結晶化させて武器の形に整えたものだ。
前者の方が比較的作りやすい(とはいえ難易度が高いことに変わりはない。比較的作りやすいだけである)上に長持ちしやすいが、威力は下がる。後者は莫大な魔力とイメージ力が必要となる上に、魔力を込めることを停止すればすぐに魔剣は消えてしまいやすい。しかし、計り知れない量の魔力を込めることで、永久に残り続ける魔剣を作り出すことも可能であると、理論上は言われている。そして、後者の方が遥かに威力が高い。
②魔剣の製造
魔剣の製造は特に法律においては定められていない。そもそも、魔剣を作り出すことができる者が全世界に両手指で数えられるほどしかいないからである。
製造方法の一つ目は、鍛治の最中に魔力を込め続けることだ。最も簡単ではあるが、それでも難易度はとても高い。まず、魔力を込める量がある程度以上でなければ、そもそも武器に魔力が定着しない。それに加えて、剣の中に不純物が少し含まれるだけで魔力は定着しないのだ。
また、鉄はミスリル、オリハルコン、アダマンタイトといった金属に比べて魔力を多く含めない。鉄の限界の魔力と、魔剣に最低限必要な魔力は同程度の量である。金属に含めることのできる限界の魔力以上の量の魔力を流し込むと、金属は崩壊してしまう。そのため鉄の魔剣はまず作られることはない。
それに加えてミスリルなどの金属は大変希少であり、滅多に産出しない。そのためまず魔剣を作れるだけの量を集めることが難しい。その上非常に硬くしなやかなため、加工も難しい。
以上の理由により、この種の魔剣は滅多に作ることができない。
二つ目は、膨大な量の魔力を結晶化させ、剣を作り出すという手法だ。こちらの方が作りやすいように感じるかもしれないが、むしろ難しいのはこちらである。
明確なイメージと、膨大な量の魔力が必要となる。その魔力量は、一つ目の作り方のときの魔力量の比ではない。その分威力は高いのだが、魔力を込めるのを止めると消えてしまうという欠点がある。
とはいえ、この手の魔剣を作れるだけの膨大な量の魔力を持つ者は殆どいないだろう。この魔剣を一本作るのには最低限通常の魔法使いの二十倍の魔力は必要なのだから。
③魔剣の歴史
千年ほど前の初代魔王が作った魔剣が、最初の魔剣と言われる。その魔王が神に挑み、そして敗れたとき、最期の力を振り絞って作り出した魔剣が『エクスカリバー』だとも言われている。が、実物を見た者はいないらしい。
その後千年に渡り魔剣は研究され続けた。初代魔王が作った魔剣は複数あり、全てエクスカリバーほどの威力は持たなくてもかなりのモノではあったらしい。それを研究し、そして新しく沢山の魔剣が作られ、そして大半が廃棄された。廃棄された理由は『弱くてしかたがないから』だと言われる。それでもいくつかの魔剣は残っており、魔王城の祭壇にはそのうちの一本が突き刺さって立っている。なお、初代魔王が作った魔剣の殆どは魔力を結晶化させて作ったものだが、その後作られた魔剣はそれとは違う、剣に魔力を込めたものらしい。
なお、現在残っている魔剣は魔王城の祭壇の魔剣、人間の国のどこか、そしてエクスカリバーの三本だけだと言われる。
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