魔剣作り1
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次の日は午前中にリオの『急所講義』があり、午後からガラッドさんから身体強化魔法を教わった。その次の日は午前中に光魔法を、午後に闇魔法と急所講義を受ける。
そんな感じで一週間ほど経ったある日訓練場に行くと、漆黒の細身の鎧が立っていた。
「アレは美術品か何かですか、魔王様?」
「T17、起動せよ……アーマードロイドと呼ばれる遺産だ。どういうわけか意思を持っていた上に、私に対して忠誠を誓ってくれていたからな、四天王にしたのだ……戦闘力は折り紙付だ」
どう見ても中に人間がいるとは思えない関節の可動域を持っている。肘が逆向きに曲がったりしているのだ。
「初メマシテ、リヒト殿。私ハT17。アナタノ魔法ニヨル武器制作ヲ教エルタメニ、ココニ来タ次第。早速色々ト教エサセテ頂ク」
聞き取りづらい片言の声でそう言いながらそのアーマーなんとか……T17は手を前に突き出す。キィィィンという少し耳障りな音と共に、緑色の剣が出現した。
「魔力ヲ強ク強ク凝縮サセテ、武器ノ形二整エル。ソウスルコトデ即席ノ頑丈ナ剣ヲ作ルコトガ可能ニナル。早速試シテミルトイイ」
魔力を凝視させて剣の形の靄を作り出すことは簡単にできたが、そのあとさらに凝縮させることはできなかった。ある程度形になった剣を作り出すのに、午前中いっぱいの時間をかけてしまった。
「ナカナカ筋ガ良イヨウニ見エル。午後モ引キ続キ教エル予定ダガ、オソラク今日中ニカナリ良質ナ剣ヲ作ルコトガ可能ニナルダロウ。午後ハ2ノ刻カラ始メル予定ニシヨウ」
そう言ってT17は立ち去っていった。午後の2の刻ということは、昼食後しばらく時間がある。その間に『魔力による武器製作』について調べておこう。
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