秘密の洞窟と秘密のキッス
私は今日、クッキーをお土産に隣の子爵家に遊びに来ていた。
一日も早く第二の洞窟を見つけてもらいたい。
隣の子爵様は、父とは違うタイプの人で領土のほとんどが森林でおおわれている。
森林管理が主な仕事で木を育てて家具やその他木材の材料を他の領に提供している。
今年からゴムの木を育てていて、ゴムの木の樹脂からラテックスを開発し、さまざまな材料としてゴムの樹脂を、売買している。
この領土にも新しい事業が誕生したと喜んでいたが、このままだと、3年後、寒波が来て、ゴムの木のほとんどがだめになってしまい、子爵領は大変の被害にあってしまう。
私は、その被害をなんとか、最小限にとどめたいし、その前に父とこれから行う、洞窟での金の採取をして、両子爵家を金銭的に潤したい。 この子爵領第二の洞窟は大きくて比較的堅固にできているのに、なかなか発見されなかったのは、蔦の絡まり、入口がまるで、見つからなかったからだ。
何のための洞窟なのかはわからなかったが、そこには金の鉱脈が走っている。
私にプレゼントされた洞窟は奥が崩れそうで、金を掘り出すには多額の作業費用がかかる。
最初の洞窟で得た金鉱でたくさん儲けてから、そちらの方を採掘したほうが、都合がよい。
私は、ライアンを誘い、蔦の絡まる洞窟に連れて行こうと思った。
ライアンは、私を馬車に乗せハイキング気分で最初に見つけた洞窟に来た。 私はその洞窟から少し離れた蔦が絡まる洞窟を偶然を装い見つけて、私達は秘密の基地を見つけたような気分で洞窟の中に入った。 私は手にランプを持ち暗い中を手をつないで歩いていくと、奥には、キラキラ光る金の壁をあった。
この洞窟のことは、しばらくは2人の秘密にしようと、私は彼の顔を真剣に見つめ微笑んだ。
私、可愛いでしょう、この表情可愛く見えるために研究したのよ。 おまけにいままで目立たぬよう地味な恰好ばかりしてきた反動で、金褐色の髪はシュシュで結わき、ドレスは黄色、水色、白、などを可愛い色を着て、中身は27歳のおばさんでも、せめて姿だけでも可愛くしてるのよ。
私は彼に、もうすぐこの辺の調査に私の父とあなたのお父様がくるので、その時一緒に同行して、あなたがこの洞窟を見つけたように2人に話して、、、と私は彼の手をとり、にっこり笑い、そうお願いした。
彼は、金鉱を見て、少し興奮したのか、顔を赤くして、いきなり私のおでこにキッスしてきた。
え、なに? 今のは?、まあ理解不能だけど、そうゆうお年頃なのかもね、彼は、、、私は顔を青くして洞窟の入り口に急いだ。
「このことは、秘密な」彼は私に言ってきた。 なに? いきなりキスしてえらそうに、と私は思ったが、大人の私は彼の顔を見て、頷いた。
洞窟の入り口の蔦をまた元に戻し、私たちは馬車の中で、私が焼いたクッキーと冷たいお茶を飲んだ。
そのあと彼は私の館まで私を送ってくれた。 洞窟のこと、頼むよ、ライアン。




