表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生まれ変わったメリーアン  作者: 雪風花


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/48

ライアンの沈黙

私がライアンを誘いエリッサの開くパーティーに行くようになっから、ライアンは、無口になって、以前のように無邪気に笑わなくなってしまってた。   私は彼の笑顔を壊してしまったような気がして悲しかった。

薔薇の化粧水、クリームは私達のロビー活動の成果が出て、彼女たちの協力でエリッサの公爵領、エミリアの伯爵領を中心にたくさんの注文が入ってくるようになってた。  ライアンも彼なりにがんばってくれ、ハリス商会にも、その他の領からもだんだんと注文が入るようになってきた。  子爵家の令嬢ネフィナは、伯爵家の婚約者をつれて、この前私の館に遊びに来てくれ、良い商品なので販売の協力を約束してくれた。   2人で館を訪ねて来てくれた時、ライアンの好きなチーズケーキを焼いたのに、彼は石鹸や化粧品を入れる薔薇の花の絵が入った木箱を作るのに忙しという理由で、来なかった。


食いしん坊のライアンが私のケーキを断るなんて、ライアンは、本当に変わってしまった。

薔薇の絵のついた木箱は、エリッサ公爵領限定で、箱の中に化粧水、化粧クリーム、香料オイル、石鹸を詰め合わせたセット商品にした。   エリッサはは公爵領の販売を一手に引き受けてくれ、彼女の館に、定期的にライアンが馬車で運び納入している。   ライアンは社交は向いていないが、綺麗な木箱を作ったり、商品を運搬してくれたり、がんばっている。   ライアン用のゲストルームの横に倉庫を作り、注文のあった商品はその倉庫に納めることにした。

ライアン用のゲストルームは、彼が馬車で行くのでそこで休憩できるようお願いして、近くに護衛を置いてもらい、ライアンが十分休憩できるよう、以前のような不届きな恋人たちが、入れないようにしてもらった。    私もライアンと一緒にエリッサの屋敷に行きたかったが、舞踏会以来、彼女の屋敷には仕事の話に一度いっただけで、社交場には行ってない。   ドナルド達に会うのはもう2度とごめんだし、ゼルダともトラブルを起こしたくない。   彼女の執念深さは異常で、ドナルドも逃げ回るほどだ。

私は仕事を一緒にする3人の仲間を再び得て、とても嬉しく思っている。  ドナルドには細やかではあるが復讐することが出来たし、今後ドナルド、ゼルダに関わることは2度とないだろう。    


舞踏会以来、一か月ほどライアンに会っていないし、彼のことが心配なので、今度、彼の好物のビスケットを持って、私から彼に会いに行こうと思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ