落ち葉の中で、、、
今日は我が屋敷にとなりの領の叔父さん(領主様)がライアンを伴って、ジャムの販売と金採掘の話でやってきた。 私は昼食を皆ですませてから、彼の好きなビスケットと飲み物をバスケットに入れ、ライアンを牧場に案内した。
この牧場が我が領でも一番大きな牧場で、牛が放牧されている。
この牧場は乳牛の生育が主で。ここで作る、バターやチーズはすでに我が領の稼ぎ頭になっているが、来年は。長雨で牛に食べさせる牧草が不足して痩せてしまったり、死んでしまったりで大変になる、何とかならないのか、と考えていた。 ふと、ライアンを見ると、彼は無邪気に紅葉した木々から落ちた葉っぱを山のように集め、その上に倒れたりして、遊んでいる。 大きな体で遊ぶな、と思ったけど、あまりにも楽しそうなのでしばらく遊ぶ姿をみていると、彼が手招きをしてきた。 私も一緒に遊ぼうと。さそっているのか? バカね、もう、そんな年じゃないのに、、、 私はのろのろと彼のそばに行き、葉っぱの山に寝転がった。
来年の冬の人間の食べるもの確保と牛や馬、鶏たちの食料も雨の降り続く前に確保しておかなくてはならない。 来年はバーターとチーズを大量に作り保存食にして、比較的牧草を食べない山羊を飼って、ミルクはそちらからとれば、皆の栄養はおぎなえるかな? 山羊のミルクは栄養価が高いし、石鹸も作れれる、そんなことを考えていると、ライアンは私の顔をいきなり覗き込んで、「メリーアンの瞳のあの空が映ってる」と言ってきた。 空をみてるから、映っているでしょうね、ライアン。
マメ科の植物は成長がはやいから、何とかそれで肥料がつくれないかな? 牧草も雨の落ちる前に収穫して、乾燥室にいれておけば、良いのかな? などと考えているうち、眠くなってしまい、淑女としては不覚にもライアンのとなりで眠ってしまった。 秋の終わりに、黄金の落ち葉がヒラヒラと私とライアンにうえに落ちてきた。




