16話
連続投稿3日目です
匣刀パンドラという、武姫を手に入れた。
「パンドラの中には、やっぱいっぱい入るのか?」
「はい、試したことはありませんが無制限ではないかと?別の所にある空間に入れるわけではありませんから」
「……どこに入ってんだ?」
数多は、パンドラを上から下まで何回も見回す。
体の大きさは中学生程。
しかし、さっきモブオから奪った?いや、貰った?武器は全部が入ったのだ。
到底、体内が入れ物ではない……と思う。
拡張されてるかもしれないが……。
「どんな感じなんだ?」
考えてもわからないことを永遠と考えるのも、時間の無駄だと思いそう聞いてみる。
自分のことは、自分が一番良くわかる。
(だが、俺が病気になると、俺以上に九宇の方がわかるんだよな?どうやって、診断してるんだろ、あれ?)
前に、酷い風邪になったことがあったのだがそのときのことだ。
いつも通り、良い朝だった。
居間に行き、九宇に会うと突然言われたのだ。
「……兄様」
「なんだ?」
何か言いたい!と言う気迫が俺の名前を呼ぶ声に含まれていたので、そう聞き返した。
この、察することもなれたものだ。
もしかしたら、九宇検定で段を取れるかもしれない。
「……外に出ないほうが良い」
(うん。意味がわからん)
外に出るな!と言っているのはわかる。
しかし、なぜ出るな、と九宇が言うのかがわからなかった。
しかし、ここは九宇検定の段を狙える男。
今日の今までの行動を振り返り、九宇の言いたいことを考える。
(まず朝起きた)
良い朝だった。
空は良く晴れ渡り、窓を開けると自然の香りが舞い込み心を落ち着かせる。
頭がくらっと来るほどだった。
自然の刺激が強かったのか、日差しが強かったからかはわからなかったが、頭痛がしたのを覚えている。
(次は、起き上がって……洗面所に向かったな)
眠気眼をこすり、眠気覚ましのため顔を洗おうと向かったのだ。
これは、いつもの習慣で冷たい水を浴びて、目を覚ます。
その時は、少し体が寒くなったが目が覚めた。
(次は、歯磨きをしたな)
これもいつも通り。
そういえば、その時は寝方が悪かったのか、少し体が痛かった。
特に間接は激痛だった。
多分、変な方向に折り曲げて寝ていたのだろう。
ゆっくりと、筋肉を伸ばしておいた。
(それで、こっちに来たな)
その時の、部屋はとても寒かった。
多分、どこかの窓を開けたままにしていたのだろう。
秋になり、気温が下がったのだから確認するべきだと思った程だ。
しかも、寒いせいで鼻水は出るし、空気が乾燥もしていたのかのども痛くなったのだ。
「ごめん九宇。お兄ちゃん、今日の朝から行動を思い返したんだが、理由がまったくわからない」
「……風邪」
「九宇、風邪を引くのは都市伝説だよ。父が言っていたんだけど、あれは本当にサボりたいと願い、裏切る覚悟があるものだけが罹るらしいからね」
といった感じだった。
結局、言い分は認めてもらえず九宇が仲間を呼び、お義母さんが召喚された。
お義母さんにも、同じことを言われ納得がいかなかったが強制的に休まされた。
しかも、その後病院に連れて行かれた。
そのときに、言われたことも驚きで今でも覚えている。
病院の先生は最低でも5日は学校に行っては行けないと言われた。
そればかりか、お義母さんにも釘をさされたので、仕方なく学校に行くのを断念したくらいだった。
話を戻そう。
要するに、例外はあるがどう感じたか、どういうものなのかといったことは重要な解答への証明材料となるし、それを元に推定だけでなく、絞込みも出来る。
「うーん。全然わからないです。私自身が使う場合も、ただ念じるだけで現れるので。吸い込まれるときも、現れるときも何の感覚もないんですよ」
「まあ、いいや。多分、無制限で入るってことでいいや。そう言うものだと思っておくよ。ついでに、パンドラ自信で使えるなら、俺の武気が溜まる前に自動で収納して欲しい」
「了解しました、あるじ様」
こうして、匣刀の収納の力の概要が決まった。
学園には、武姫の力などを書いた書類を出すのだが、そこにもそのまま書いたのだ。
銘:匣刀パンドラ
能力:多分無制限に収納できる
関係:他人以上、家族未満
そして、この二日後に書類が戻ってくた。
返されるときに、書き直しと再提出を求められた。
話がずれる
すぐ進めるから
次……かその次、かその次くらいまでにはもう一人武器出します。
いや、出したいな……出せると良いなぁ




