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武姫-BUKI-  作者: 皇
11/21

10話

日曜日出せませんでした

すいません

 俺が九宇(くう)によって心を抉られ、膝を突いてうなだれていると、不意に携帯が鳴った。

 携帯は今では、空中に自分専用の画面を出せる。

 使い方は、昔にあったという『すまほ』と一緒だ。


 「……でないの?」

 「あ、でるよ」


 九宇に言われ、着信を無視していることを思い出した。

 最近、考えてて忘れたりすること多いな……。

 と思いながら、電話に出る。


 「ワシだ」

 

 まあ、名前を言われなくてもわかるけど名前くらい言おうよ。

 あ、そういえば名前知らないな……。


 「なんでしょうか?学園長」

 「うむ。さっきの対戦のことなんだがの」


 ふむ。

 これは、説教パターンですか?

 切るべきか。


 「切るでないぞ。説教ではない」

 「あ、はい」


 なんで、わかるの?

 俺ってそんなわかりやすい?

 電話越しでもわかるほどなの?


 「月曜日の朝に学園長室に来てくれ、今日そなたが勝ち取った物もこちらに持ってこさせておくからの。それと、こっちが本題なのじゃが、そなたに渡した刀の説明をしてなかったと思っての」

 「刀の説明ですか……」


 右に佩いている刀を見つめ、貰ったときのことを思い出す。

 そういえば、学園長がなにやら言ってたな。

 『普通の刀ではない』、『お主の手助けをしてくれるじゃろう』……うむ。そういえば、どんなのか聞いてなかったな。

 まあ、あの時は両親からの贈り物ってことで結構あたふたしてたからな。

 内心だけで、外には出さなかったが。


 「わかりました。月曜の朝うかがいます」

 「1時間目の授業の……地学だな。それは、少々、遅れるかもしれんことは伝えてあるから、朝学園に着いたらまっすぐこっちに来てくれ」

 「わかりました」

 「それではの」


 電話が切れ、右に佩いている刀、匣刀(こうとう)を再度見る。

 普通でなく、俺の手助けになる刀か……楽しみだ。


 「それで、何だって?」


 いまだに、気絶した辜月(こげつ)を担いでいる源八(げんぱち)が聞いてくる。


 「学園長が、今日の報酬と、この刀の件で話があるから月曜の朝に来いって言われた」

 「学園長がか……、まあ悪いことではないのだろう?」

 「まあ、そう言ってたし。そうなんじゃないかなぁと思いたい」


 俺は苦笑いしながらそう言う。

 だけど、この刀の秘密が早く知りたいとも思っていた。




 家に帰ると、もうすでに何人かは帰宅しているようだった。

 玄関を開けた時に偶然会ったのはその中の一人で、桃前の七番目であり、三女の桃前七穂(ななほ)だ。


 「あら~、おかえりなさ~い。どうだった~?」


 このように、基本的にのんびりとしている。

 印象をあげると、ほんわか、ふんわり、ゆったり、ゆるーい、ぽわぽわ、のんびり、etc…といった感じだ。

 俺としても、話しやすい家族といえる。


 「ただいま。七穂姉さんも早かったですね」

 「今日は~、こないだからやってる~魔法の研究が~終わりに近いから~、すぐに帰ってきたの~」


 話しやすいのだが……話すのものんびりなので待つのが疲れるのと、話すのに時間がかかるのが難点だ。


 「七穂、また十番目と話していたのか?」


 たまたま、こっちで俺と七穂が話しているのを見かけ、わざわざ(・・・・)こっちに来て俺のことを十番目といったのは、桃前の四番目であり、次男の桃前誠四朗(せいしろう)だ。

 こいつは、何かにつけて俺のことを蔑んだり、嫌味を言ってくるので、苦手……というか嫌いだ。


 「誠四朗兄さんも早いですね」

 「お前のように暇でないのでな」


 このように、いちいち嫌味を言ってくる。

 まあ、昔は(心の中で)憤慨していたが、今では気にしないようにしている。

 大勢の人がいれば何人かは合わない人もいるだろう。

 現に、桃前家でも合わない人は三人いる。


 「誠四朗、またそんな事言っているのか」


 そこに現れたのは、桃前の三番目であり、次女の雛(ひいな)だ。


 「あ、ひな!」

 「ひ・い・な だから!間違えんな、十兵衛」


 このように、ひなというと急に怒り出す。

 今、家にいる面子は……


 「何をしているのですか?早く、中に入りなさい」


 お義母さんがいました。

 このほかに後は、子供組しかいない。

 結構、この家の人たちは養子の俺にも優しいので、ここでよかったとは何回も思ったことだ。


 「お義母さん、今日の夜ご飯は何ですか?」


 こうして、いつもと変わらぬ夜が過ぎていった。

桃前家何人か出しました

女子勢はなるべくヒロインにしていこうかと思います

まあ、大体名前とかも決めたんですが男のほうが多いんですが

これから、少しずつ増やしていこうかと思います

何か、オススメやすごい、または珍しいなどといった武器募集します

ありましたら、言ってください

誤字・脱字ありましたら言ってください

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