10話
日曜日出せませんでした
すいません
俺が九宇によって心を抉られ、膝を突いてうなだれていると、不意に携帯が鳴った。
携帯は今では、空中に自分専用の画面を出せる。
使い方は、昔にあったという『すまほ』と一緒だ。
「……でないの?」
「あ、でるよ」
九宇に言われ、着信を無視していることを思い出した。
最近、考えてて忘れたりすること多いな……。
と思いながら、電話に出る。
「ワシだ」
まあ、名前を言われなくてもわかるけど名前くらい言おうよ。
あ、そういえば名前知らないな……。
「なんでしょうか?学園長」
「うむ。さっきの対戦のことなんだがの」
ふむ。
これは、説教パターンですか?
切るべきか。
「切るでないぞ。説教ではない」
「あ、はい」
なんで、わかるの?
俺ってそんなわかりやすい?
電話越しでもわかるほどなの?
「月曜日の朝に学園長室に来てくれ、今日そなたが勝ち取った物もこちらに持ってこさせておくからの。それと、こっちが本題なのじゃが、そなたに渡した刀の説明をしてなかったと思っての」
「刀の説明ですか……」
右に佩いている刀を見つめ、貰ったときのことを思い出す。
そういえば、学園長がなにやら言ってたな。
『普通の刀ではない』、『お主の手助けをしてくれるじゃろう』……うむ。そういえば、どんなのか聞いてなかったな。
まあ、あの時は両親からの贈り物ってことで結構あたふたしてたからな。
内心だけで、外には出さなかったが。
「わかりました。月曜の朝うかがいます」
「1時間目の授業の……地学だな。それは、少々、遅れるかもしれんことは伝えてあるから、朝学園に着いたらまっすぐこっちに来てくれ」
「わかりました」
「それではの」
電話が切れ、右に佩いている刀、匣刀を再度見る。
普通でなく、俺の手助けになる刀か……楽しみだ。
「それで、何だって?」
いまだに、気絶した辜月を担いでいる源八が聞いてくる。
「学園長が、今日の報酬と、この刀の件で話があるから月曜の朝に来いって言われた」
「学園長がか……、まあ悪いことではないのだろう?」
「まあ、そう言ってたし。そうなんじゃないかなぁと思いたい」
俺は苦笑いしながらそう言う。
だけど、この刀の秘密が早く知りたいとも思っていた。
家に帰ると、もうすでに何人かは帰宅しているようだった。
玄関を開けた時に偶然会ったのはその中の一人で、桃前の七番目であり、三女の桃前七穂だ。
「あら~、おかえりなさ~い。どうだった~?」
このように、基本的にのんびりとしている。
印象をあげると、ほんわか、ふんわり、ゆったり、ゆるーい、ぽわぽわ、のんびり、etc…といった感じだ。
俺としても、話しやすい家族といえる。
「ただいま。七穂姉さんも早かったですね」
「今日は~、こないだからやってる~魔法の研究が~終わりに近いから~、すぐに帰ってきたの~」
話しやすいのだが……話すのものんびりなので待つのが疲れるのと、話すのに時間がかかるのが難点だ。
「七穂、また十番目と話していたのか?」
たまたま、こっちで俺と七穂が話しているのを見かけ、わざわざこっちに来て俺のことを十番目といったのは、桃前の四番目であり、次男の桃前誠四朗だ。
こいつは、何かにつけて俺のことを蔑んだり、嫌味を言ってくるので、苦手……というか嫌いだ。
「誠四朗兄さんも早いですね」
「お前のように暇でないのでな」
このように、いちいち嫌味を言ってくる。
まあ、昔は(心の中で)憤慨していたが、今では気にしないようにしている。
大勢の人がいれば何人かは合わない人もいるだろう。
現に、桃前家でも合わない人は三人いる。
「誠四朗、またそんな事言っているのか」
そこに現れたのは、桃前の三番目であり、次女の雛だ。
「あ、ひな!」
「ひ・い・な だから!間違えんな、十兵衛」
このように、ひなというと急に怒り出す。
今、家にいる面子は……
「何をしているのですか?早く、中に入りなさい」
お義母さんがいました。
このほかに後は、子供組しかいない。
結構、この家の人たちは養子の俺にも優しいので、ここでよかったとは何回も思ったことだ。
「お義母さん、今日の夜ご飯は何ですか?」
こうして、いつもと変わらぬ夜が過ぎていった。
桃前家何人か出しました
女子勢はなるべくヒロインにしていこうかと思います
まあ、大体名前とかも決めたんですが男のほうが多いんですが
これから、少しずつ増やしていこうかと思います
何か、オススメやすごい、または珍しいなどといった武器募集します
ありましたら、言ってください
誤字・脱字ありましたら言ってください




